昨日の対局は、中盤以降ずっと苦しい将棋を、粘りに粘る展開。
辛抱し続けること、150手。
ついにチャンスが来た・・と思ったのも束の間、そこから一気に転落。
積み上げたものが、一気に崩れる瞬間ほど、儚いものはなく。
勝負は残酷なものです。ゆえに美しい。
最終手は我ながら、華麗なる見落としでした。
(投了以下▲1五同香は△1六桂~△3九馬、▲同馬は△2七香成で詰み。
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別に形を作ったわけではありません。
ただ、最終手の△1五桂に気づいたとしても、▲4七馬~▲3六歩に代わる手は難しかった気がします。
その直前、153手目に▲4一竜と取ったのが一手パスの悪手でした。
負けたのは残念ですが、少なくとも22時過ぎまでは集中力を切らさずに指せたので、この調子ならいずれ結果はついてくると信じて、明日からまた頑張ります。