人間将棋、将棋の日、国際フォーラム

この土日は姫路で人間将棋、札幌では将棋の日。
比較的大きなイベントが重なってしまいましたが、地理的には離れていますし、この季節は特にイベントが多いので、仕方のないところでしょう。
今日はわりと全国的にお天気に恵まれそうですし、お近くの方は楽しみにされていることと思います。

姫路での人間将棋は今年で3回目で、この季節の風物詩としてすっかり定着した感があります。
人間将棋は視覚的にわかりやすいところ、楽しみやすいところが良いですね。
天童では数十年前から行われている一大イベントですが、今年また関ケ原で新たに始まり、今後ももしかしたら増えるかもしれませんね。

また「将棋の日」は正式な11月17日よりすこし前の休日に行われるのが恒例で、トップ棋士勢ぞろいの人気イベントです。
自治体とのコラボがすっかり定着しており、名乗りを上げて下さるところが多いのはありがたいことです。

竜王戦第3局の現地でも、昨日・今日とイベントが行われています。
またそれ以外にも、全国各地で大会等が開かれているところも多いことと思います。
秋は将棋イベントが盛りだくさんで、3連休が2回あるにも関わらず、土日が足りない感じになるのは毎年のことですね。

 

先週の国際フォーラムは、ぶじ大盛況のうちに幕を閉じたようです。
連盟HP
shogi is my life (カロリーナのブログ)

回を重ねるごとに、将棋ファンが増えているのを見ると嬉しくなる、とあります。
>It makes me smile to see that shogi family is growing each time.
その気持ちが共通だからこそ、連盟としてもこうしてイベントを開催し続けている、と言えると思います。

カロリーナ自身も、ペア将棋や英語での大盤解説など、楽しく活躍してきたようで何よりでした。
お世話になった皆様、ありがとうございました。

通例なら次はまた3年後ですから2020年、東京オリンピックの年になります。
この2020年に日本将棋連盟がどう関わり、どういう役割を担うかというのは将棋界にとってとても大きな課題で、前の常務会でもいろいろと議論してきましたし、なかなかこれという答えが出ないことでもありました。
その中でもこの国際フォーラムをどこでどう開催するか、というのは大きなポイントになると思うので、しっかり議論して早くから準備を進めてほしいと思っています。

 

ところで、この季節はイベントが多いということは、会長・専務はじめ役員の方々の出張が多いということでもあります。
地方紙のニュースや連盟のイベントレポートを見ているだけでもハードスケジュールはうかがい知れますし、もちろん内側のことも知っているので、どうかお体を大切に、とひっそりと思っています。

そうは言っても、将棋会館の中、将棋界の内側にいるのではなく、外に出かけていってこそのお仕事ですので、これからも将棋界のためにご活躍をと願っています。

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