昨日の対局は、ゴキゲン中飛車で、相手の丸山ワクチン。
この戦型はここ数か月だけでもう3回目で、もう負けられないと気合を入れ直すも、完敗でした。
それほど悪い手をやった感触はなかったので、後手番の難しさが出てしまった感じです。
今期の竜王戦は特にモチベーションを高くして臨んでいたので、非常に残念。本当に無念。
気を取り直して、また次の対局を頑張ります。
叡王戦はまたも若手が勝ち上がり、これ以上ないぐらいのフレッシュな七番勝負になりました。
六段同士のタイトル戦、ということでも話題になっていますが、過去にはこんな例もあるのですね。
六段同士のタイトル戦は2回目と思っていたが、屋敷伸之棋聖-森下卓六段の棋聖戦は屋敷棋聖が五段だった。
— 銀杏 (@ginnan81) 2018年1月29日
調べてみると、1990年度の冬のことでいまから27年前。
このお二人は同じ時期にC1の順位戦でも対戦しています。
順位戦でCクラス同士のタイトル戦も初めてかな、と思ったのですがそうではなかったようです。
現在の制度ではタイトル戦に出ると昇段しますし、獲得すると七段なので、↑のようなことはまず起こりません。
今回の場合そもそも、タイトル戦未経験者同士のタイトル戦というのが、異例中の異例です。普通どっちかは防衛戦なので。
これは初回ならではのことで、おそらく今後もまず起こらないでしょう。
そういう意味で、本当に歴史的な番勝負になりました。
あともうひとつ気づいたのがこれ。
そういえば、叡王戦決勝は立教vs法政でもありますね。六段同士、が話題になってるけど、大卒同士のタイトル戦も、もしかしたら初めてなのでは。
— Daisuke Katagami (@shogidaichan) 2018年1月29日
twitterに書いてみて、どこからも指摘がなかったので、たぶん初めてで間違いないでしょう。
これは今後も起きることと思いますが、初めて、ということでやはりこれも将棋界の変化を示す例とは言えると思います。
こういう良い変化の波に、自分の乗りたいですね。
小粒でも粘り強い世代の、意地を見せたいと思うのです。
期待通りの結果になって嬉しい・・。
若い二人はプレッシャーとの戦いもあり、大一番での振る舞いが楽しみです。
それと和服もw
たしかに見どころですね。