順位戦、マイナビ、新女流棋士

昨日はよほど疲れていたのか、久々にお昼頃まで寝てました。
その後も一日のんびりして、順位戦を中心に夜まで将棋観戦の一日。

午後は前日のC1に目を通していました。
高橋ー長沼戦、泉ー日浦戦など、相居飛車の攻めの手筋が多く見られた日だったような気がします。
この2局を並べてみると、中盤で相手陣に向かって「攻める」とはどういうことか、がよく学べると思います。

昨日のB2は、夕休前の早い時間に自力の畠山鎮七段が勝ち、2枠目の昇級者が決定。
1期でのB1復帰はすごいの一言です。
6-2上位同士の中村ー北浜戦が昇級争いの一番にならず、ということで今期は例年よりすこし星が割れた感じでしょうか。
それもまた順位戦ですね。

 

マイナビ準決勝が一昨日と昨日で行われ、岩根さんと西山さんが勝ち上がり。
里見さんはこれだけ勝ち続けていて、またも全冠チャレンジならず。
やはり羽生さんの(もちろん清水さんも)記録がいかに偉大かが分かりますね。

西山ー里見戦はすごい乱戦でした。
あんなに受けに回っている西山さんはあまり見ない気がしますが、三段リーグを戦っていると一本調子の将棋では勝ち星が集まらなくなるので、時に違った一面が出るのは分かる気がします。

新女流棋士が2人同時に誕生とのこと。おめでとう。
武富礼衣女流3級が女流2級に
小高佐季子女流3級が女流2級に
これは極めて珍しいことのはずでですが、女流棋士番号はどうやって決めたんだろう。

この2人で予選決勝で、勝ったほうがリーグ入りのようですね。
若手女流棋士がみんな実力をつけて層が厚くなっている、と言われて久しいですがやっぱり対局がないと強くなるチャンスは限られるわけで、リーグに入ることでより強くなる機会が得られるという側面が強いです。

何年か経つとだんだん自分の立ち位置が決まってくる感じになるので、それまでが勝負と思って若い人たちには少ないチャンスをモノにできるように切磋琢磨して頑張ってもらいたいです。
昨年昇級した弟子のカロリーナにも。

2件のコメント

  1. > 女流棋士番号はどうやって決めたんだろう

    女流三級になった日付が早い順なのでは。
    男性も、基本は順位ですけど、先に○段になったほうが上座とも聞きますので、自然かな?と思います。

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