王位戦など

昨日・今日で王位戦第1局、舞台は豊田フォレスタ。
ここはたしか棋聖戦が多く指されてきたはずですが王位戦は珍しかったような。

菅井ー豊島戦ということで序盤から早い展開を予想する向きも多かったようですが、本局は長考相次ぎかなりのスローペースで進んでいます。
実はこういう展開もあるかと思っていました。と言うのも、振り飛車党vs振り飛車党だとお互い譲って相居飛車になる、みたいなこともよく起きるので。

人間同士の戦いにはいろんなアヤがあるものです。
そういったことを自分なりに感じながら観戦するといっそう楽しめると思います。
このカードは普段お互いが得意としている形からは意外な戦型も多く、お互いに予測がつきにくいはずなので、そういった意味でも第2局以降も何が飛び出すか、注目だと思いますね。

封じ手の局面はどちらを持ってもまずまずという感じがします。
ただそれは外野の意見であって両者の読み筋の中ではかなり緊迫した局面が浮かんでは消えている感じでしょう。

 

話題に乗り遅れましたがスケートのほうの羽生さんも、国民栄誉賞を受けられたのですね。素晴らしいことです。
最近スポーツの世界でも良いニュースが多く、観る機会は少ないのですが関心を持っています。

サッカー日本代表は残念でした。
よくやったという声も多いみたいですが、サッカー後半の2-0ってコンピュータ将棋で言えば評価値1000ぐらいまでは来てるのでは?
そう考えると勝ち切ってほしかった気がしますねー。惜しかった。

将棋のほうの羽生竜王の話題。
府中町の広報誌(pdfです・p10参照)に講演の案内が出てました。
村山聖杯怪童戦の前日に、同じ会場に来られるそうです。
羽生ー村山戦にも印象深い対局が多くありましたので、そのあたりのお話も出そうですね。

 

今日は地元の中学校の指導日。
一年間続けて行くことになったので、年間通してどうやって強くなってもらうか、カリキュラムを考えながら進めていきたいと思います。

では今日はこのあたりで。

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