C1ウイークと、女子選手の優勝

明日は大阪で順位戦のため、今日の午後、移動予定です。
ちょうど1か月前、大阪での地震で延期になった分です。
地震

その後は幸いなことに心配されていたような大きな余震はなく、ホッとしています。
ただ大阪は東京以上に暑いようで、それがちょっと心配。連日37度ぐらいまで上がっているようですね。
うちでも先週からさすがに耐えきれなくなり、クーラーを入れるようになりました。熱中症等、どうかお気をつけください。

今週は他の延期分も順次消化されるようで、火曜日(今日)から金曜日まで毎日C1がついています。
昨日の月曜日は祝日だったので、平日はすべてということでまさにC1ウイーク。
これは今月3日と31日に2・3回戦が予定されていたため、自然に日程を組むとこうなったのだと思いますが、こんなことも二度とないでしょう。
近年は対局日程の確保もけっこう大きな課題になっているので、無事すべての対局がついて、良かったです。
C級1組1回戦の対局日変更につきまして

 

中学生名人戦の全国大会で、女子選手が優勝したそうです。
アマチュア将棋界で新記録 ~第43回中学生将棋名人戦~

もともと将棋は身体能力への依存がないぶん性差は小さい競技のはずで、特に小学生ぐらいで覚えたての頃だと、男女で成長曲線に違いはあまりないというのが指導側からの実感でした。
ではなぜこれが小学校高学年~中学生と進むにつれて差が生じてくるかというと、社会的な環境の差が大きいというのが自分なりの仮説です。
(自分自身は経験豊富なほうではなく、データに乏しいですが)

またプロレベルに関していえば、単純な人口比に加えて、歴史の長さに差がある(約10倍)ことが大きいのではと感じています。
当然ながら今後縮まってくることが予想されますが、世間で期待されている女性四段の誕生がいつになるか、はなんとも言えないところです。

0と1、1と2は本当に大きな差があるので、大変なことだと思いますが、3人ぐらい誕生したらその先は、ごく普通のこととして受け止められるようになるでしょう。
それは今回の全国大会優勝に関しても、同じだと思います。

最初の一人になる、というのは本当にすごいことです。

優勝した野原さんには、今後も活躍を期待しています。

 

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