王将戦、竜王戦

昨日は王将戦で羽生ー佐藤のゴールデンカードがあり、意表の相振り!で面白い将棋でした。

いまから15年ぐらい前、僕が三段でよく記録を取っていた頃、トップ棋士同士のカードで相振りになることはけっこうありました。
おそらく過去の将棋の歴史の中で、相振りが最もよく指された時期だったのではないかと思います。
今年はじめの王将戦では豊島挑戦者の連採もありましたし、非定跡形特有の見どころがあると思うので、また多く見られるようにならないかなと個人的には思っています。

昨日の将棋は、序盤は佐藤会長らしい感じで先手ペースかなと思って見ていましたが、いつものことながら羽生竜王は強かったですね。

ところで王将戦二次予選の表を見ると、1ブロックの逆山は深浦ー広瀬戦で、勝ったほうがリーグ入りを懸けて羽生竜王と対戦。これって竜王戦と同じ構図ですね。

また2ブロックは中村太ー斎藤戦の勝者がリーグ入り。
これは王座戦五番勝負と同じカードです。
王将戦はタイトルホルダーのシードが厚い棋戦とはいえ、偶然というのは時に重なるものなのですね。

 

竜王戦関連で、こんな記事が出ていました。
竜王戦 福知山市、初の取組み

クラウドファンディング、という言葉が聞かれるようになってしばらく経ちますが、将棋界ではあまり例がないでしょうか。
現地に行かれる予定の方も、そうでない方も、ひとつよろしくお願いします。
なお、第4局とのことなので開催は確定しています。

ところで、福知山城って明智光秀がゆかりなんですか。知りませんでした。
西日本出身ながら北部はまだ行ったことのない土地が多く、いずれ訪れてみたい場所のひとつです。

ちなみに週明けは、(予告通り?)倉敷・岡山に立ち寄ろうと思っています。
その話はまた後日、対局や仕事が終わってから。

1件のコメント

  1.  うーん、確かに福知山に築城したのは明智光秀ですが、侵略側(よそもの)ですし、城主は秀満。
     しかも、数年なんで・・。

     いくら善政をしいたといっても、ここまで地元がずっと盛り上がるというのは実に不思議ですねぇ・・。

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