9/4 西田四段戦

弟弟子との初手合でした。
西田君得意の初手▲7八飛に、居飛車側から角道を止めて穴熊を目指す指し方で対抗。
すこし損しているような感もありつつ、これはこれで難しい将棋です。
似た将棋としては、前期A級最終局の久保ー深浦戦などがあります。(その将棋は居飛穴にはならなかったですが)

仕掛けたあたりは双方、それなりに主張のある形。

と思ったのですが、ここから振り飛車らしくうまくさばかれてしまいました。
昨日の将棋ではないけれど、ちょっと作りが悪かったのかもしれません。

進んでこの局面。ここで△6二銀とかわしておけば大変でした。
この手には気づいていたのに、指せなかったのはかなり残念。
4~5筋でずっと小競り合いが続いているところですがこのあたりのやり取りはかなり難しく、あまり早く▲5三桂成としてしまうと△5七桂とか△4二飛などの手段が生じるので、なんとも言えないところです。

本譜は△7三歩と受けてしまい、▲5三桂成△同金▲3四飛ではっきり悪くなりました。
対局翌日に「それほど大きな悪手はなかった」と書いているのですが、しばらく経ってから振り返ってみて、この順でけっこう難しいのではと思ったのは、早指しとはいえいくらなんでも判断に問題がありすぎたと大いに反省しています。

勝負所にもうすこし敏感にならないといけないと思いました。

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