BMAB

趣味のバックギャモンの話です。
昨日から、BMAB(=Backgammon Masters Awarding Body)への挑戦を始めました。

これは簡単に言うと、自分の試合をビデオに録画して記録し、そこから棋譜を起こしてコンピュータソフトで解析して、実力を測ってもらうというものです。
ソフトによる解析結果をPR(=Performance Rating)と言って、このPRの数値によって、ランクが付与されます。
試合結果に関わらず実力を客観的に評価する、おそらく唯一にして極めて優れた方法です。
他の競技では勝ち負け以外の指標というのはなかなか難しそうで、バックギャモンの世界ならではと言えます。

始まった当初から興味はあったのですが、当時はギャモンはお休み中で、復帰後も時間的にも費用的にもコストがかかることや、率直に言って良い結果を出す自信がなかったこともあり、挑戦しないでいました。
最近またギャモン熱が再燃してきて、大会である程度の結果も残せたので、良い機会かと思い機材も購入して取り組むことに決めました。

当面はGM(=Grand Master)の中で一番下のG3を目標にしています。
これは現在の自分にとってはかなり厳しいものの、可能性はそれなりにありそうで、現実的な目標と言えます。
適切な課題設定はモチベーションにつながるので、これを機会に人生がさらに潤いのあるものになれば良いなと思っています。

4件のコメント

  1. 将棋ではYSSの山下さんが以前に研究されていましたが、おそらく今は研究が盛んじゃないだけで、最新のAI将棋界隈の知見を元に取り組まれれば、今なら当時よりかなり高い精度で棋力判定できる気がします。

    1. その論文は見たことがあります。棋譜から棋力を測定することはたしかに可能なのだろうと思いますが、現在のところあまり一般的な指標にはなっておらず、今後もならない可能性が高いのではないかと予想しています。

  2. チェスの世界の「グランドマスター」については少しは知っておりますが(将棋のトップ棋士より稼ぐチェスのグランドマスターがいるとか?本当ですかね)、バックギャモンの世界にも同じようなシステムがある訳ですね。

    この辺は、一般の日本人には分からない世界ですので、片上先生からご解説を頂けると有難いです。

    1. 私は全く門外漢なのですが、BMABを作るにあたってチェスの世界を参考にしたという話は聞きました。
      チェスのGM(等)は成績(勝ち負けと、引き分け)によるレーティングをもとに認定されるはずなので、その点は大きな違いです。
      トッププレイヤーの収入は・・どうなのでしょう?大きな賞金の出るトーナメントもあるとは聞きますが。

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