棋士会

今日は連盟HPのコラムより。

棋士会って知っていますか?活動内容と知られざる裏話【棋士会対談・前編】
「棋士もファンも楽しい企画を」棋士会の中村九段×遠山六段対談【棋士会対談・後編】
光景が浮かぶような、面白い対談でした。

今年の総会を区切りに、遠山六段と、弟弟子の糸谷八段、特に親しく交流のある二人が新しく副会長になったこともあり、どこかで紹介しようと思いつつ機会がないままでした。

その後もすでに9月に岡山県矢掛町、先週末は仙台市&日立市と、東西でチャリティーイベントを行っています。
将棋イベントだと棋士は普段、スケジュールが決まったら後はその場所に行って出演する(だけ)、というのが普通なので、記事中にもある通り付随する様々な事務作業を含めてこなしていることには本当に頭が下がります。

災害はないに越したことはないので、こうしたチャリティーイベントなどは必要がないのが本来は良いのかもしれない(たしか中村会長も以前同じようなことをつぶやいておられました)ですが、現実には今後も機会がありそうです。
そうした場で棋士会の役員の方々は本当に頑張っていますし、何より楽しくやっていますので、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。

あとこちらも、実現できたら良いですね。

本当は今も、若手の棋士や女流棋士向けの講習会を開きたいんですが、人手が足りず、なかなか実現には至っていないです。棋士や女流棋士って、特に何の研修もなくいきなりプロに放り出されてしまうので、一般の企業でいう新入社員研修のようなものがあったら良いのかな、と。

自分自身の経験で言うと、30過ぎてから思い立ってビジネスマナー研修を受けに行ったことがあります。
僕は何でも教えられないとできないタイプの人間なので、良い勉強になりましたしその後の役に立ったと思います。

将棋が強ければそれで良い世界、大事なことは先輩から教わる、またトップに立つような人はその過程で自然と地位にふさわしい振る舞いをするようになる、etc.それはそれで一つの美徳ではある半面、ある程度普通の一般社会に近づけていったほうが良いかなと思うこともいろいろとあります。
活字になったことは一つのきっかけで、今後、すこしずつ変わっていけたら良いかなと思います。

2件のコメント

  1. 講習会って年に1回も無いのですか?だとしたら詳しくは書けませんが相当に危険かと。

    アマチュア界のためにも研修くらいはしてほしいと思います🐟

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