豪華な週末

この土日は竜王戦第3局、舞台は神戸。
広瀬竜王にとってはカド番に近い立場で、しかも後手番。
これは前期と似た状況で、その前期は第3・4局での逆転勝ちが大きかったわけですが、今期はどうなるか。

今日の中継はこの1日目だけですが、明日は倉敷藤花戦の第1局も重なり、豪華な日曜日です。
関係ないけど、東京では新天皇のパレードもありますね。

昨日、金曜日も6棋戦7局でトップ棋士も多数登場の豪華な一日でした。

A級は難解な将棋を渡辺三冠が競り勝ち。本当に、全然負けないですね。
夕休あたりでは振り飛車持ちかなと思っていたので、また外しました。崩れた囲いの評価は難しいところがあります。

竜王戦は早い時間の終局で、弟弟子の千田七段が3組昇級。
もう一人の3位になった高見七段とは1回戦で当たっていた、というのはすこし珍しい例かもしれません。
竜王戦・順位戦とも、活躍のわりにクラスが上がって来ない若手棋士はたくさんいると思いますが、時が解決することがやはり多いですね。

王座戦では渡部女流が勝ち上がり。
勝率の高い若手を相手に押されている将棋を跳ね返しての勝利で見事でした。

棋王戦は本戦ベスト4が出そろい。
昨日の将棋は△5五角に▲2七桂、△3九銀に▲4八角、という攻防がなんとなく糸谷ー稲葉戦を連想させて、人が変わった風だなと一人勝手に楽しんでました。
内容的には丸山九段の快勝だったのかなと思いますが、詳しくは感想戦待ちです。

その糸谷八段は相変わらずの玉さばき、その他菅井七段は相変わらずのきれいなさばき、藤井七段は相変わらずの安定した強さ、という一日でした。

では今日はこのへんで。

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