長寿

昨日の昼間、中曽根元首相逝去の報。101歳はすごいですね。
大正生まれ、祖母よりも上、升田幸三先生と同い年。
自分が生まれてから最初に誕生した首相でした。

気になって調べてみたところ、100歳を超えた首相経験者は2人目で、東久邇宮稔彦親王が102歳まで生きたのがギネス記録とのこと。へえ。
中曽根さん以降の首相はほとんどが長寿で80代、90代でいまだお元気な方も多いみたいなので、今後は増えてくるかもしれません。
こういうのを見るとやはりトップに立つ人というのは体が丈夫なのだなあと思いますね。当たり前と言えば当たり前ですが。

ただ個人的には、本当はリーダーというのは若い人のほうが良いとは思います。
いまの安倍首相は初めて就任したときはかなり若かったですが、いまも内閣の中ではどちらかと言えば若いほうで、残念ながらそれだけ世代交代が進んでいないということでしょう。

それはさておき、自分も100まで元気でいたいと思っているので、若いうちから健康に気をつけて、いろいろな物事へのモチベーションや新しいことにチャレンジする気持ちを大切にしたいです。

将棋界に目を向けると、米長会長時代に子どもへの普及を進め、その流れはいまもある程度継続していると思います。
いっぽう将棋が健康長寿に良い、というのはあまり話としては聞かないので、今後はそういったエビデンスを得る努力もしてはどうかなと思っています。たぶん、良さそうな気はしますので。
囲碁界のほうがそうした分野に積極的な印象です。

東京都シニア・コミュニティ交流大会 参加者募集のお知らせ
ねんりんピックとか見てて思うに、シニアの定義はそろそろさすがに引き上げたほうが良いと思いますが(世の中全体で)それはさておき、東京都がこういう試みをするのは初めてなのだとか。
リンク先のポスター画像を見ていただくと分かりますが将棋・囲碁・麻雀の他にダンス、カラオケというのは将棋界の視点から見ると斬新なラインナップで目を引きます。
長寿の本格的な到来に大切なのは健康寿命なので、それに資する活動は経済活動以上にこれから大切になってくると思いますね。

では今日はこのへんで。

2件のコメント

  1. ヨーロッパ街歩きのような番組を見ていると海外では高齢者、特に男性が広場や裏通りなどのベンチに何人かでくつろいでおしゃべりしたりしています。
    日本では女性の井戸端会議はあっても男性陣は退職後、家にこもっている方が多いような気がします。
    そこで、公園などに将棋盤の升目を入れたコンクリートなどの台座?テーブル?のようなものをベンチわきに置いたらどうでしょうか。
    家にある古い駒を持ってきて自然に高齢男性が集まるかもしれません。
    公民館など室内でもいいですが。

    小さな公園なら子供と高齢者の交流になるかもしれません。

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