2/4 佐々木勇七段戦

今年は1月がなんと順位戦の1局のみで、間隔が短いわけでもないのに続けて順位戦の対局になりました。
他に対局がなかったことに加えて、昇級争いをしている対戦相手が続いたこともあり、この2局は自分のほうも特に気合を入れて臨みました。

戦型は後手番で四間飛車。
居飛車側が端を受けてきたので、4四銀型で先攻含みの構えを取りました。

直前まではよくありそうな形で、実際同一局面の前例もあるようですが、この▲8六歩は新手。
正確には、△8五桂という手を防ぐ意味自体は真新しいものではなく、以下の指し方が全体として新構想と言えると思います。

ここから居飛車側の指し手だけを抜き出すと、▲9九玉~▲8八銀~▲6八銀~▲7九銀右~▲6八角と進んだのですが、ここまでの手順中、そしてこの後もしばらく「▲8七銀」という手を指さないで進めたことが新しい感覚と思いました。
▲8六歩だけ突いて、▲8七銀と支えずにほうっておくというのは指されてみるとなるほどですが、これまでの自分にはない感覚でした。
指されてみると非常に有力な指し方で、いまのところ対策は打ち出せていない状況です。

後日の昇級インタビューの記事で「今期は詰みまで研究するつもりで対戦相手への対策を練った」というような内容を読みましたが、たしかに感想戦をしていても、深く広く研究して準備してきている様子がうかがえました。

こちらとしては納得の完敗という一局でした。

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