村山聖全局集

亡くなられた兄弟子の、村山先生の全集が届きました。

見出しに躍る「魂」の一文字には、揺さぶられるものがあります。
文字通り、全身全霊を込めて指しておられました。

かつて週刊将棋の企画で、村山将棋について特集記事を書かせていただいたことがあり、そのときの文章も下巻のほうに収録されています。
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懐かしい、の一言です。

その当時、村山先生が亡くなられてからすでに10年が経過しておりもうそんなに、と思った記憶があるのですがそれからさらに、干支が一周しました。早いものですね。
いまの自分は当時の村山先生の年齢をはるかに追い越し、調べてみると対局数はあとすこしで並ぶというところのようです。
この先、同じだけの実績を残すことは難しいかもしれませんが、これからも自分なりに精いっぱい、対局を重ねていく所存です。

今年はコロナ禍で村山杯(怪童戦)も中止となってしまい残念でしたが、この本が広島はもとより全国の多くの方々に、届いてくれることを願っています。
僕もいつかまた改めて、じっくりと並べてみたいと思います。

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