将棋世界など

今夜は銀河戦の放映日です。
(Cブロック、斎藤四段戦、囲碁将棋ch20時~)
良かったら、ご覧ください。

さて表題、将棋世界の今月号で、大好評企画の「師弟」に森師匠と山崎八段が取り上げられています。
自分にもとても近いところでの話だけに、幼少期のいろんなことを思い出しながら読みました。
ネット上では絶賛の声が多数上がっているのを目にしました。
後編も楽しみですね。

また5月といえば将棋大賞各賞と、熱局プレイバックの季節です。
質問箱に「ベスト3を教えてください」というリクエストが来たので、簡単に。

実は選んだうちの2局は、誌面にコメントを取り上げていただいています。
(叡王戦第4局=6位、棋聖戦挑決=10位)
わりと例年、コメントを取り上げていただけることが多いので、けっこう考えて出しています。

もう1局は朝日杯の決勝にしました。あまり前例のない出だしから、普通だと先手がすぐバランスを崩してしまいそうな感じのところを互角で乗り切って、終盤戦は互いの玉が接近する超難解でスリリングな展開になり、本譜手順だけでなく隠れた変化の中にもすごい妙手があったりして、とても力のこもった面白い将棋だったと思います。
加えて決勝戦の舞台だったので、この将棋がベスト10+αにも入らなかったのはけっこうびっくりしました。

あと▲4一銀の将棋は、たしかにすごい手だし、すごい将棋なのですが、他にもすごい熱戦がたくさんあったのと、比較的短手数の決着だったので、1位に選ばれたのはすこし驚きました。
個人的には、「名局」と「熱局」はすこし違った捉え方をしているというのもあります。
ただまさに今月号の中に
>(将棋大賞の名局賞と)投票者こそ違えど本企画と同じ趣旨だ
という記述もあるぐらいなので、同じように考えても良いのかもしれません。

その竜王戦の将棋、ちょうど同じ号の谷合君の講座に詳細な解説が載っています。
よくぞここまで調べ上げたというのと、調べたとしてもそれを体系立てて説明するのは容易なことではないので、深く感心しながら読ませてもらいました。
▲4一銀は、たしかにすごい手でした。それがすこしでも伝われば良いなと僕も思います。

最後にまったく将棋と関係のない話題ですが、近日中にとある有名チャンネルに出演します。
また配信されたらお知らせしたいと思います。

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