先週の朝日杯は、先手番で相掛かり。
序盤はイマイチでしたが中盤はまずまずの指し手が続き、一時は金星もあるかという局面まで行きましたが、残念ながら終盤の攻め合いで敗れてしまいました。
89手目に▲6五桂と「敵の打ちたいところに打て」を実践しておけば、すこし指せていたと思います。
対局中に気づけなかったのは残念ですが、感想戦でこの結論に自力で辿り着けたということはまあ、この日の出来は悪くなかったのかなと。
見えれば考えるし、盤上に並べてみるとたしかに手厚い。けど、第一感では浮かびづらい手という気がします。
実戦の攻め合いで難しいという考えでしたが二度目の△6五香以降は明快な一手負けの流れに入ってしまいました。
羽生先生と公式戦で対戦できることはここ数年の成績からは考えづらいことで、夢のような時間でした。
特別な日が過ぎ去ったあとは、普通に理事室で顔を合わせたりしていまはもう、元の日常です。
早いものでもう12月、今年も残りわずかですが、最後まで気持ちを切らさずに頑張っていきたいです。