チャーハンと餃子

今日の注目局は王将戦の佐藤会長ー藤井七段戦。
二次予選開幕局に合わせて、今期から特別協賛の大阪王将から、「将棋メシ」の提供があるそうです。
大阪王将創業50周年記念特別企画 記者発表会

写真を見た感じどのチャーハンもけっこう力強い感じで、最近の自分なら、対局中に食べきれるかどうか。
若い藤井君には歓迎でしょうね。

他の棋士にも今後、餃子を送っていただけるそうで、ありがとうございます。
届いたらとりあえず写真を撮りたいと思います。と忘れないようにメモ。

そういえば、チャーハンに餃子、あとはラーメンとか、このあたりはもともとは中華ですがいまや実質的には日本食と言っても良いような気がしますね。あとはインド・イギリス発のカレーとかも。
日本の食文化ってこういう(王将のような)リーズナブルな全国チェーン店によって普及してきた部分も大きいのかな。ということをふと思いました。

それとメニューの豊富さもこの国の特徴かもしれません。
チャーハン・餃子はその典型でしょう。
イートアンドのプレスリリースを見て、期間限定メニューだけでもこんなにいろいろあるのかと驚きました。

ちなみに餃子は好物なので、特に一人のときはよく店に入ります。
全種類制覇は大変かもしれませんが、皆さまもぜひ。

負け

昨日の将棋は、先手番で初手▲7八飛戦法。
たまたま他の対局でも重なっていたみたいで、しかも軒並み結果が悪く、そういう日だったのかもしれません。
関係ないはずなんですが、不思議とこういうことはあります。

自分の将棋は、妥協を重ねての順当な作戦負けから、徐々にリードを広げられての完敗。
あまりに覇気のない将棋を指してしまい、反省の一言です。

この後は週1ペースで朝日杯、銀河戦予選、順位戦と続きます。
気を取り直してまた頑張ります。

東西の違い(続)

すこし前のこと、こんな記事がありました。
対局の席次、上座の譲り争いで神経戦 合理的な藤井七段
(朝日新聞デジタル)
杉本昌隆八段の「棋道愛楽」というコーナーで、いつも楽しませていただいています。

この記事に出てくる

向かって左側が「上座に座るべき」棋士なのです。

という記述、実はこれは関西将棋会館での対局の話で、東京では逆に、右側に上座の棋士が配置されています。
名人戦棋譜速報などでは、対局室入り口のボードの写真がアップされていることがよくあるので、よく見ていると、分かると思います。

ということをこないだつぶやいたら、とある親しい記者の方が、知りませんでしたとおっしゃっていたので、もう一度書いておきたくなりました。
たしか前にも書いたことがあったような、と思って調べてみたら、昨年の春のことでした。
席次の話と、東西の違い
どっちかに統一しても良いと思うのですが、たぶん、今後も統一されないと思います。

上の記事で杉本さんも書かれていますが、最近は特に若い棋士だと、以前ほど「上座を譲る」習慣(手筋?)は見なくなってきた気がします。
個人的には、よほどの格や関係でない限りは、そのほうが望ましいかなと思います。

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これとは別に、どっちかに統一してほしいなあ、と思っている東西の違いもあって、特に大きなものが「秒読み」です。
プロの対局では、「1分未満切り捨て」という独特のルールがあり、「残り10分からは秒読みをしてもらうことができる」ということになっています。

で、これを関東では「30秒、残り5分です」という感じで記録係が伝えます。
30秒のあと40秒、50秒、55秒と進んで、そこで着手すれば、残り時間は減りません。(この場合だと、残り5分のまま)
これが関西では「残り5分です、30秒」となります。順番が逆なのですね。
別にどっちでもええやないかという話なんですが、ではなぜ東西できちんと使い分けられているのか、長年の謎です。

僕はかつて大学進学で東京に出てきて奨励会も関西から関東に移籍したわけですが、それ以前にも何度か記録を取る機会はありました。
東京に出てきて、秒読みの仕方が違うというのは不可解だったのですが、まあエスカレーターみたいなものかと思っているうちにすぐ慣れました。

ただ、これは秒読みというけっこうシリアスな場面での話なので、できれば統一したほうが良い気がするんですが、どうなんですかね。
僕の予想としては、これも今後も変わらない気がします。

あと、数年前に順位戦でB2以下がチェスクロック仕様に変わり、前期から王座戦もそうなりました。
今後は「1分未満切り捨て」が主流ではなくなっていく可能性もあります。
もしそうなれば、それこそどっちでもいい話になりますね。

他にも東西の違いはいろいろとあるので、また機会があれば書きたいと思います。

王座戦とか

1日空きましたが一昨日の王座戦準決勝は豊島名人の完勝でした。
羽生九段のタイトル100期挑戦はまたもお預け。
やはりタイトルに挑戦するというのは大変なことですね。

藤井聡太七段がタイトル挑戦の最年少記録を更新するか、というのは多くのファンの関心事だと思いますが、特に期待が高かったと思われる(今期は本戦からの出場なので)この王座戦に関して言えば、

藤井七段に勝った佐々木五段に勝った羽生九段に勝った豊島名人が挑戦者決定戦に進出

という結果になっていて、なんというか、やっぱりタイトル戦に出るまでの道のりはとても遠いということが分かります。
次の竜王戦はどうなるでしょうか。

豊島名人は王座戦と竜王戦でどちらも挑戦の可能性を残しており、他に王座戦では永瀬叡王、竜王戦では渡辺三冠も残っているので年度終了時にはタイトルがいまよりさらに集中している可能性もあります。
どういう結果になるかはもちろん分かりませんが、昨年夏の状況を思い出してみると、今の状況はかなり意外な感じはします。

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モバイル中継、昨日は配信自体がなかったみたいですね。
(先週の土曜もそうだった?)
以前は、「毎日、将棋を観ることができる」というのを一つのコンセプトにしていたので、公式戦のない日も注目局の振り返りなどを入れていたのですが、最近はやらなくなったのかもしれません。

このところ気になるお知らせもいくつかあったりして、サービスの後退に見える部分は残念なのですが、そこにきちんとした思想というか、方針があってのことならば良いなと思うばかりです。
場当たり的な対応に終始しているようでは、経営とは言えないので。

このブログを読んで下さっている方はよくご存じと思いますが、僕は立ち上げ~中興期の運営に長く携わった身として、いまもモバイル中継への思い入れは強くあります。
かつての「熱」がなくなっていくのは仕方ないとしても、長く着実に続けていくことで、むしろこれからいっそう将棋界の柱を担う存在になってほしいと願っています。

なお、今日明日は日祝ですが、公式戦の対局があり、中継もあります。
ぜひご覧ください。