昨日のA級プレーオフは豊島八段の勝ち。
次はすぐ明日、しかも東京なのですね。やっぱり「忙しい」とかそういういうレベルではないような。
ダイレクト向飛車は佐藤ー豊島戦が何局かあって、それをベースに最近はだいぶ定跡化が進んできた印象です。
もうすこししたら普通の人にもマネできるよう・・・にはなかなかならないと思いますが、参考文献があることは大きいので力戦党はレパートリーに加えてみるのも面白いのではと思います。
明けて今日は日曜日ですが棋王戦第3局。
ふと思ったんですが豊島八段が棋王戦ももし挑戦していたら、さすがに日程を組むのは不可能だったでしょうね。
その場合はどうなったんだろう?考えても仕方ないですが、最近将棋界では信じられないことばかり起きているので、あるいは来年の今頃に誰かが・・。
戦型は角換わりでまあこれは予想通りとして、渡辺棋王が早くも攻めかかっています。
こういう指し方を渡辺棋王はあまり好まない印象があったので、これは面白くなりました。
今月の将棋世界の巻頭カラーは棋王戦第1局で、僕も現地にいたわけですがあの将棋の永瀬七段の粘りは本当にすごかった。
定義によるとは思いますが大舞台で印象に残る将棋、という意味ではあの将棋も彼の名局のひとつに数えられると思います。
ここまでの2局を受けて戦い方を変えたということなのかどうか、と考えるとひときわ興味深いところです。