昨日1月5日は、恒例の祈願祭・指し初め式でした。
節目はやっぱり大切で、今年も始まったなあ、と実感できますし思いを新たにするひとときでもあります。
今年の自分自身の第一手は、じっと自陣を整える一手でした。
いろいろと大変な状況だからこそ、地に足をつけて堅実に進む毎日を過ごしたいと思います。
明日は竜王戦で渡辺正和六段との対戦。
将棋棋士・片上大輔の対局と日常など。
本年もよろしくお願い致します。
年末は最低限の掃除と片づけだけはして、なんとか普段通り妻の実家で年を越しました。
年賀状は年が明けて元旦に書きました。(今日もすこし書きました)
時勢を見ていると役割は終えつつあるのかなと年々感じるばかりですが、人生の先輩方、特に遠方の方々との年に一度のやり取りだけでもと思って続けています。
枚数としては一番多いときの1~2割くらいになりました。
また今年の格付けはワイン〇殺陣〇重奏〇オーケストラ×で、まずまずのスタートを切りました。
初めてバイオリンのほうの中村太地さんをテレビで見ました。
昨日は恒例の自宅新年会の日だったのですが新年早々急な腹痛に見舞われてしまい断念。
妻と友人たちに部屋を明け渡して、近所のファミレスで詰パラしてました。
今さらながら短コンをクリアできたし、たぶんダイエットにもつながったのでまあ良しとします。
仕事初めと対局に向けて、今日からすこしずつ体を整えていきたいと思います。
今月の順位戦は数か月ぶりの白星でしたがホッとする間もなく、この日を境にブログの更新どころではなくなってしまいました。
いまだに振り返ることさえできていないのですが、かなり大きな逆転勝ちだったとは思うのでとりあえず言えることとしては、幸運でした。
今年は春先がわりと好調でいくつか金星に近いような良い内容の勝ち星も挙げられたものの、夏以降失速してしまい結局トータルではひとつ負け越しに終わったのは残念でした。
また羽生会長の退任や自分自身の異動(担当の交代)などもあって、都度大きな節目という感じでしたがいまやそれが遠い昔のことに思えるくらい、とにかくいろんなことがあって濃い一年だった気がします。
どちらかといえば大変なことの多い一年でした。
一昨日くらいからさすがにいろんなことも落ち着いてきて、たまりにたまった日常の雑事をこなしながら年を越す準備をしているところです。
健康に感謝して、心穏やかに新年を迎えたいと思います。
皆さまもどうぞ良いお年をお迎えください。
達人戦本戦がどの将棋も見ごたえありすぎて、この土日は中継を観ては感嘆するばかり。
特に最後の最後、決勝戦の最終盤はどちらが勝ちかまったく分からず、ハラハラドキドキでした。
現地で観戦された方はさぞ楽しまれたことと思います。
明日は順位戦で先崎九段との対戦です。
名人戦棋譜速報
このところtwitterで将棋普及の話題を多く目にするので私もすこしだけ。
「普及」という言葉の定義や、どうなれば成功なのかという理想像を意識すべきなのではという視点が以前からあり、普及担当理事として務めた2年間においては定量評価を持ち込むことに重点的に取り組みました。
一例を挙げると今期のテーブルマーク子ども大会の参加者数は前期に比べてかなり増えており、コロナ禍以降では最多でした。
少子化の流れは止まっていない中での結果なので、近年の施策が実を結んだ面もある一方で、ピーク時(2015~18年頃)と比較するとまだかなり少ないので道半ばとも言えます。
子供大会の数字を一番に挙げる理由として、レジャー白書の将棋人口定義には15歳以下が計上されていない&リアルしかカウントされていないという弱点がある、というのは各所でも指摘されている通りです。(一方でこれも重要指標であることも事実)
西尾さんがいくつかの指標について言及されていましたが
将棋普及に関して。定量的に見えるところだと、
— 西尾明 (@nishio1979) November 29, 2025
・レジャー白書2025:460万人→430万人に減少
・2025年度テーブルマークこども大会:各会場前年比0%〜+66%(東京、大阪の上昇率が高い)
・Heroz社決算資料(2025年4月期):将棋ウォーズ中心のBtoC事業、通期累計前期比+8%
他にも重要な指標はいろいろとあり、この次に来ている分析は私自身もおおむね同感でした。
推定ですが、若い方への普及はコロナ禍前からの減少傾向より回復の兆し。ただし、都市集中型で地方への普及は課題。
— 西尾明 (@nishio1979) November 29, 2025
オンラインで指す層は堅調に推移していると思われる。とはいえ、継続的減少やピークアウトした部分は他にもありそうで、引き続き現状分析→戦略策定→実行の取り組みが必要ですね。
日本社会全体の流れと同じで、将棋も都市圏への集中が顕著で地方で指す(習う)場所が少なくなっているという悩みを抱えており、この課題を解決するための取り組みの一つがオンラインスクールの開設でした。
棋力としては当初は中級者層を念頭に置いていた(※そのあたりで壁にぶつかって休止するorやめてしまうという課題が浮かび上がっていた)ところ、直近では初心者層の開拓への取り組みも始まりました。
【オンラインスクール】初心者向け講座開設のお知らせとモニター生徒募集のご案内
そもそも将棋普及が話題になること自体が将棋界にとってポジティブだと思うのですが、情報のサイクルは年々早くなるばかりで、一過性で消費されやすくなっているように思います。
いっぽうで何かを実現しようと思えば、それこそ将棋と同じで時間をかけてじっくりと取り組まなければいけないことばかりなので、中にいる身としてはその点をよく意識しておく必要があるのかなと。
細く長くでも普及の話題が常に続いていることが、目指すべき姿かなと思っています。