2月の対局

今月は月の初めに順位戦、後半に王将戦がありました。

順位戦は大阪対局でした。
後手番で角換わり、早繰り銀vs腰掛け銀模様の戦型になり、中盤で頃合いと見て△6五桂と跳ねて仕掛けたのが良くなく、完敗に終わりました。
勢いよく行ったつもりが失敗したと思っていたのですが、むしろもっと早く仕掛けるべきだったと指摘されて、羅針盤がズレてしまっていることを痛感しました。

王将戦は祝日で対局の少ない日ということもあり、モバイル中継がつきました。
午前中の対局は、先手番で矢倉vs雁木の戦型になり、序盤はうまく仕掛けて軽いリードを奪った・・はずがそうでもなく、戦いが激しくなってからはずっとはっきり苦しい形勢が続きました。
最終盤で自玉に詰みが生じ、分かりやすくなったところで投了するつもりのところから相手が乱れ、信じられないような逆転勝ちでした。
秒読みの怖さを久々に思い出しました。

午後からの対局は、再び先手番で今度は相掛かりから、お互いに横歩を取って空中戦のような将棋になりました。
こちらも序盤はどちらかと言えば指しやすい感じがしたのですが、中盤以降は苦しくしてしまい、粘ったものの今度はチャンスが来ることもなく、完敗に終わりました。

先月からずっと苦しい戦いが続いていますが、直近の対局はどちらも秒読みが長く続く中で、それなりに集中して指すことができたのでその点は良かったです。
来月は順位戦と竜王戦が予定されています。
その他、表に出ていない対局についてはまたどこかで。

連敗

だいぶ前の話になってしまいましたが、今月の順位戦は、先手番で対一手損角換わり。正直、これにはかなり意表を突かれました。
21手目▲7七角は完全な思い付きで、かなり振りかぶった手でしたが結果は大失敗。
以降は激しく戦ったものの、良いところのない惨敗でした。

続いて先週の棋王戦は、後手番で四間飛車にエルモ急戦。
最近この表記を見かけなくなった気がするんですが、珍しさがなくなって単に言われなくなっただけなのか、それとも作戦として下火なのか。
図は中盤の局面で、端の突き捨てを入れようとしたところですがこれが欲張りすぎの悪手でした。


ここで一本▲4五歩が好手。△同馬は▲5六銀、△5五馬は▲6六角が味良くなります。
実戦は△3三馬と辛抱したもののそこで▲1五歩と手を戻され、以下△7六歩▲7五歩△7七歩成▲5六銀△6五桂▲同銀△7一飛▲5四歩と進んで形勢を損ねました。

こんなことになるなら△1五歩などとせずただちに△7六歩が正しかった、というのは指していてすぐに気がつきました。
もし同じように進んだ場合は最後の▲5四歩が利かない(馬が4四にいれば△5四同銀で問題ない)ので互角かむしろ指せる形勢です。
中盤の大事なところでしっかりと読みを入れずに感覚で指してしまい、かなり後悔の残る一手になりました。

ということで今年も早くも先が思いやられますが、また来月から頑張っていきたいと思います。