最近涼しいなと思っていたら、気がつけば今日で9月も終わり。秋ですね。
本来は良い季節のはずですが、台風が心配。

またしても西日本が大変なようで、今日の文化検定は、大阪では中止になったとのこと。
やむを得ないことと思います。

僕も今日は家から出ないで仕事することにします。
皆様もどうかお気をつけください。

 

今月は海外旅行に出かけたり、昇段のお祝いを何度かしていただいたり。
監修した本も無事刊行されましたし、わりと忙しく、充実した日々を過ごせました。
対局のほうは4局あって2-2でした。
満足とまではいきませんが、内容的には向上していると思うので、年度の後半はもっと結果が出せればと思っています。

いま講座と本の仕事をいただいていて、なかなか思うようには進まないのですが日々、そのことばかり考えています。
なんというか、将棋指しらしい生活という感じがします。
こういう状況は久々で、若い頃とはまた違った感覚なんですが、いずれにせよ楽しみながら仕事と対局に全力投球したいと思います。

年内ぐらいはわりと忙しそうなので、すこし分量を減らそうかなとも思っているのですが、毎朝のブログはできる範囲でこれからも続けていきたいと思っています。

では今日はこのあたりで。

久闊を叙する

しばらく前のこと、ひょんな連絡があり、昨日は広島将棋センター時代の後輩と食事してきました。
いやはや、懐かしい。立派な社会人になっていて、何よりです。

うち一人は糸谷君の学校の先輩に当たるんですが、かつて彼にバレーボールを教えていた、という話には皆で爆笑。
ちょっと想像つかないですよね。
彼に会うことがあったら名刺渡してください、と言われて預かったので、忘れないようにここにメモ。

将棋を通じた人間関係というのは、長く続くし、将棋からいっとき離れることがあってもふとしたことでまた復活して、共通言語になるというのが良いところだと思います。
もちろん将棋に限らず、多くの趣味がそうなんでしょうね。
こういう交友関係は10年、20年経ってからのほうがかえって真価を発揮するようなところもあるのかな?と、この歳になってすこし実感しています。

年齢的にいまは働き盛りで、高校・大学問わず同級生たちや近しい同窓の皆もそれぞれに忙しそうですが、たまにこうやって再会するのは本当に良いものだなと思います。
時にはそこから仕事上でもお付き合いができることもあるし、特にそうはならないこともある。
いずれも一局かなと思います。

先日お知らせした通り、東大将棋部・著の入門書を監修して無事発刊されましたので、その御礼を兼ねて今日は久々に駒場に行ってきます。

明日は台風が心配ですね。
皆さまどうぞ、お気をつけください。

負け

昨日の対局は、後手番で藤井システム調の将棋に。
先手番ではたまにやってますが、後手番で急戦を仕掛けたのはいつ以来か、すぐには思い出せないぐらい久しぶりのことでした。

ただやはり一手の差は大きく、結果はほぼノーチャンスでの負け。
途中は読みが合わなかったり、難しいと感じた場面も多くあったのですが調べてみると苦しい変化が多かったです。
千葉さんの指し回しは、いつもながら安定感がありました。

なかなか波に乗り切れませんが、内容的には悪くない状態が続いていると思うので、また来週頑張ります。

 

注目の王位戦第7局は、豊島棋聖が勝って二冠に。
初の先手番7連勝で終わったシリーズということで、やはり先後が大きかった、ということになりそうです。

多くの人がそうだったと思うのですが、▲7七桂にはびっくりしました。
帰りの電車の中で、思わず目を見開いてしまいました。
本局で一番印象に残る一手でした。

これで8人8タイトルの時代はいったん終わりました。
次がいつになるのか、それとももう来ないのか。
とうぶんない可能性のほうが高いですかね。
また豊島二冠の3つめ、4つめの戴冠があるのかどうかが、今年度後半の注目ポイントでしょうか。

 

それと昨日は王位戦予選で金沢五段が高見叡王に勝ち。
内容も完勝だったように見えました。
実は次の対戦相手が自分なので、この将棋には関心を持っていました。

すぐ来週の対局で、こういう日程はただでさえ珍しく、しかも金沢さんはつい先週も王位戦の前局を指したばかりだったようなので、何か事情があるのかもしれません?(分かりませんが)
久々のタイトルホルダーとの対戦とはなりませんでしたが、こちらはこちらで、気合を入れて臨みたいと思います。

視聴御礼

昨日のニコ生、別窓や他局もある中で、ご覧いただいた方々にはどうもありがとうございました。
ちょうど兄弟子の増田さんも叡王戦で解説されていて、その関係で初めての半蔵門スタジオでした。
そちらはどうだったでしょうか?
こちらはおかげさまで、楽しくやらせていただきました。

藤井七段は昨日も完璧で、強かったですね。
解説していてけっこう手がよく当たると自分では感じていたのですが、中盤64手目の△5四銀にはシビれました。さすがの好手でした。
最後の寄せや詰みも本当に鮮やかでした。

最後の新人王戦、ということでも藤井七段に注目が集まる一方で、ここで三段が勝ったらすごいな、というのが大方の見方でしょう。
非公式戦や朝日杯優勝の印象が強いだけに、「公式戦初の番勝負」という報道を目にして、なるほどそうだったかと気づかされました。
まだ16歳になったばかり、キャリアはようやく2年、でしたね。
もう、全然そんな感じはしないですが。

 

また昨夜は銀河戦決勝の放映がありました。
NHK杯が春からスタート、4月~3月のサイクルなのに対して銀河戦は秋スタート、10月から始まって9月に終わるのが一年のサイクルです。
決勝の将棋は終盤で形勢が揺れ、テレビ的には特に盛り上がる一局だったのではないかと思います。
佐藤名人これで14連勝ですか。藤井君も強いけど、当然ながら名人も強い。

そして今日・明日は王位戦最終第7局。
注目の振り駒は、豊島挑戦者の先手。

ここまでの将棋を見ていても先後はかなり大きそうですが、7番勝負が先手7連勝で終わったシリーズというのはない、というデータもあるそうです。
また豊島棋聖にとっては、初タイトルをついに獲った対局場での、続けてのフルセット最終局になります。

そんないろんな過去のデータも知って観戦すると、いっそう興味深いかもしれません。
対局者本人は、あまり気にされないかもしれませんが。
開始から十数分、第6局と似た感じに進んでおり、二人の意地を感じる進行です。
将棋の内容とともに、結果も特に注目の一戦です。