本日対局

順位戦で北島七段と。

前節以来1か月ぶり、久々の対局になりました。
順位戦が続くということはそれだけトーナメントを負けているということです。
実はそんなに負けている感じはなくて、自覚がないのはまずい兆候と言えます。
今年も残り少なくなってきましたが、少しでも良い年の瀬を迎えられるよう、残る対局にも全力を尽くします。

いつものように名人戦棋譜速報にてご覧いただければ幸いです。

来場御礼

この土日は「宮城山形対抗戦」にお招きいただいておりました。
今年はすこし参加者が少なかった、とのことでしたがそれでも60名ほどの参加ですからさすがに東北はすごいです。
泊りがけだと夜はすべてを忘れて酒と将棋に集中できるでしょうから、さぞ楽しまれたことと思います。

蔵王という地名は有名だと思いますが山を挟んで宮城側と山形側のいずれも「蔵王」で、新幹線の駅がある白石蔵王は宮城県、いっぽうスキーで特に有名なのは山形蔵王なのだそうです。
初めて行く土地のことだと、とりわけ知らないことも多いですね。
これを機会にまた新たなご縁ができればと思っております。

ちなみに泊まったのは宮城県の蔵王町でした。
来年は天童で開催予定とのこと。

指導対局は上手・下手共1時間切れ負けで6面指し×5Rの計30局。
真剣勝負ですと言われていたので一生懸命指しました。
多面指しで勝つために最善を尽くすことはあまりないので、本当にヘトヘトになりました。心地よい疲れでした。
普段の指導では考えられないような、申し訳なくなるような逆転勝ちや完封勝ちもいくつかありましたが、それでもトータルではけっこう負かされました。
棋力の高さもさることながら、大会慣れしている方が多い印象ですね。

世話役の大村さん・花輪さんをはじめ、地元の皆様には本当にお世話になりました。
どうもありがとうございます。
後日、地元の方々のHP等にも掲載されるとのことなので見つけたらまたご紹介したいと思います。

昨夜帰京の途で、JT杯決勝の結果を確認。
非常に激しくスリリングな将棋で、生でご覧になった方はさぞ楽しまれたのではないかと思います。
渡辺棋王、さすがの勝負強さでした。

この土日も全国でイベントや大会が多数あったようですね。
前にも書きましたが週末また出張なので、体調に気をつけて将棋の秋を楽しく過ごしていきたいと思います。
それと今日は自宅でゆっくり心を整えて、明日に臨みます。

10/5 金沢五段戦

王位戦の2回戦でした。

戦型は前の対局に続いて後手番での藤井システム。
ただ前回は序盤で失敗しましたが、今回はうまくいきました。

序盤はありそうでない展開で、特に向こうから「▲6五歩」と逆に突いてくる筋があるというのは、いざ指してみて初めて分かったところでした。
この将棋はモバイル中継もしていただいたのですが、その感想戦コメントにも出ている通り、27手目に▲6五歩はやはり有力だったように思います。
実戦はこれをスルーし、結局だいぶ進んでから突くことになったので、結果的に先手がタイミングを逃した形になり指しやすくなったと思います。

46手目は△8五歩も有力で迷いましたが、結果的に△同歩は正解だったでしょう。
そしてこのときからの狙い通り、この歩を△6六歩と良いタイミングで突くことができて、優勢になったと思いました。

(1)▲同銀は当たりがなくなるので△4五歩が利きます。
(2)▲同金は△5五銀▲同角△3九角で良し。先に銀交換してしまうと▲6六同角でややこしくなります。

ただこういうのは読みというよりは「筋」で、手の感触としてこれで良くなりそうな感じがします。

全体を通してうまく指せて、満足いく一局になりました。

将棋の日

今日、11月17日は「将棋の日」です。
今年は1日前の昨日、東西の将棋会館で式典が行われました。

一昨日、「免状授与式」という書き方をしたのですが正式には「将棋の日 表彰・感謝の式典」といいます。
将棋界が日頃お世話になっている方々へ感謝状をお渡しする大切な日で、これに合わせて棋士の栄誉賞や勤続表彰、長寿のお祝いと共に免状の授与も行われるのです。
また棋道師範・棋道指導員の方々にもお集まりいただいています。

自分はこのたび9年ぶりに免状をいただくことができました。
次の機会がいつになるか分かりませんが、現実的な目標としては勤続表彰(25年)までには次の免状がいただけたら良いな。といったところでしょうか。もちろん、早いに越したことはありません。
これからも一局一局、一手一手を積み重ねて頑張っていきたいと思います。

また「将棋の日」のイベントは来週末に天童で行われますが、今日は東京の将棋会館で震災のチャリティーイベントが行われます。
ぜひお越しください。
また明日はJT杯決勝、舞台は幕張メッセです。

それと、今日で広島将棋センターが40周年を迎えたはずです。
最近将棋ブームで忙しいので、大きなお祝いは50年のときにやるのだとか。
それまでこちらも頑張らないといけませんね。

今日はこれから宮城県に出張です。
明日は予約投稿で対局の振り返りを入れておきます。

戦型とか

昨日は夕方、帰りがけに中継室に寄ったら叡王戦と竜王戦をやっていました。

そのとき叡王戦は、弟弟子の竹内君があまり見たことのない陣形を構築中。
どうしてうちの一門はみんなこういう形に、とか何とか言ってると「ソフトは後手が良いと言ってるみたいです」と言われてびっくり。
最近は自分の感覚のほうが悪いのだと思って、なるべく驚かないように気をつけてるんですが、そういうもんですか。へえ。
夕休前あたりの話です。
その後実際に後手ペースの局面もあったように思いましたが、広瀬八段は強かったですね。

そして「こっちのほうがすごいですよ」と竜王戦を示され、どれどれと見たら兄弟子の銀が9三にいて呆然。
どうやったらあそこから名人相手に勝てるんですかね。
終局間際はリアルタイムで観ていましたが、最後の30分ぐらいは本当に際どい終盤で面白かったです。
山崎八段の逆転ホームラン、そういえば久々に見たような気がします。

モバイル中継は最近もいろいろと進化を続けているようで、昨日は「雁木」の戦型が初登場していました。
自動判定が搭載されてからしばらく経つはずですが、最近の相居飛車には欠かせない項目なので、必要だろうと以前から思っていました。

編集長曰く、雁木は矢倉と似ているのがけっこう難しくて、頑張って搭載したらそこからしばらく指されないままだったのだとか。
これからはちょくちょく見かけるようになるでしょうね。
昨日はたくさんあって全部異なる戦型が表示されているようですが、中飛車とゴキゲン中飛車はどこで区別してるのかな。

里見さんは昨日も強かったですね。
もはや驚きはないですが、勝つときの将棋の内容が良いと思います。
今年度中はひとつ勝つたびにそれが新記録として更新されていくわけですが、どこまで伸びるでしょうか。

今日も竜王戦の昇級が決まる一番など。
近年ご無沙汰なので気がつきませんでしたが、そういえばそういう季節ですよね。
全クラスの昇級者が決まると来期の抽選が行われるのが例年の流れです。