機種変

スマホの動作が悪くなってきたので、久々に機種変更に行ってきました。
だいたい3年ぶりくらいだったみたいです。

新しいものはいままで使っていたのと比べて画面がタテに長くなって、そのぶんモバイル中継のコメント欄が大きくなりました。
たぶん解像度も前より良くなった気がしますし、とても快適です。

以前はいろいろと手続きが大変だったイメージがあるんですが、最近はアプリもだいたいそのまま移行できるし、便利になったものですね。
それでも全部の手続きと設定には数時間はかかるので、ひととおり終えたときには、やり切った感もありました。
以上、昭和生まれ30代後半の感想です。

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ついこないだも書いたばかりですが、大雨が心配な季節になってきました。
九州がかなり大変なようです。お近くの方は、くれぐれもご注意ください。

コロナも心配です。
自分自身はいまも緊急事態宣言時とほぼ同じ生活をしていますが、来週はスタジオでの対局があり、その翌週は大阪遠征があります。
一人ひとりの行動変容の結果として、どこかで上げ止まってくれたら良いですが、このまま緩やかに伸び続けると1~2か月でかなり深刻な状況になる可能性もありそうです。

今回の件でつくづく痛感するのは、大都市「東京」のリスクですね。
長い目で見ると、東京は一手に引き受けているものを分散させなければいけないし、それ以外の地域は東京に依存しないですむ都市を形成していかないといけないのだろうと思います。

今日は清麗戦が開幕。
午前中から類型のあまりない戦いになっています。

一本の糸のよう

王位戦第1局は、藤井七段の快勝。
棋聖戦に続いての完璧な内容での好発進、さすがに強いです。
昨日は「タイトル戦初舞台以来の連勝」といういくらなんでも気の早そうな話が一部で話題になっていて、これはたぶん藤井竜王なんだろうなと思っていたんですが、やっぱりそのようですね。


連勝がどうなるかは分かりませんが、とにかく内容がすごいので、藤井七段を一度に3番、4番負かすのは至難の業だろうな、とは思わされます。

昨日の将棋は、振り返ってみると61手目▲5三銀が意外な手で、しかもそれ以降はすべての手が王手か詰めろ、という内容でした。
結局2日目午後はずーっと長手数の実戦必至だったわけで、一本の糸のような寄せだったと思います。
誰も解けないパズルを解いていくような将棋で、これもまた華がある一面でしょう。

昨日は棋王戦の千田ー佐藤戦でも長手数の詰めろ、即詰みがありました。
「詰み」や「必至」はもちろん読み切ることさえできればすべて計算の世界、コンピュータの評価値もメーター振り切れてしまうわけですが、実際に正しく指すことはとても難しく、正確な読みを披露した千田君は見事でした。

プロは誰しも実戦の終盤における詰む・詰まない/寄る・受かるを考えるのが好きなものですが、ギリギリの局面を迎えるケースというのは案外少ないものです。
藤井七段とトップ棋士の対戦ではそれが目に見えて多い気がするので、やはりそれは彼のすごさの一つなのだろうと思います。

今日は朝日杯の開幕戦など計8局。

ついいましがた、久々に晴れたので洗濯を干していたら、強風で自分が飛ばされそうになりました。びっくりしたー。
もちろん洗濯物はすこし飛ばされましたけど、まあ軽傷だったので良かったです。

昨夜はどことなく台風ぽい天気でした。大雨のところもあったようです。
思えば昨年は大変でした。今年はそういうことがなければ良いなと願っていますが、日々の備えを心がけましょう。

日差しがだんだんと夏の気配になってきて、梅雨明けまでもうすこしでしょうか。
本当は旅行に出かけたいですがそうもいかず、そのぶん家で将棋とギャモンと仕事に勤しむしかないですね。

ギャモンで久々に大きなチャンスを迎えました。

実は最近ほとんど勉強してなくて、ゲーム自体も数えるほどしかやってないのですが逆にそのせいで伸び伸び指せているのかも。
準決勝・決勝がいつ、誰と、どこでかはまだまったく未定なのですが、頑張ります。

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王位戦第1局は新型同型に進み、以降はスローペース。
形勢は藤井七段が指せているのでしょうか。自分にはまだよくわかりません。
こういう将棋だと、場合によっては1日中ずっと詰む詰まないを考えている感じになりそうで、面白そうでもあり、ものすごく疲れそうでもあり。
小並感、ってこういうときに使う言葉で合ってますかね。

その他にもA級順位戦など、今日も盛りだくさんです。

新しいパーティー様式?

早いもので今日からもう7月ですか。
今年も後半戦ということになります。
前半はコロナ禍でいろいろな活動が減り、日々の時間の使い方にも変化が生じましたが、健康で過ごせたのは何より幸いなことでした。
今後は対局でも良い結果を残せるようにしたいです。

今日・明日は王位戦第1局。舞台は愛知県豊橋市、ホテルのチャペルが対局場になっているそうで、珍しいことです。
昨夜はオンラインで前夜祭が行われました。こんなことが行われるようになるとは、ちょっと想像していませんでしたね。

僕もちょっとだけ見に行ってみたところ、前夜祭というよりは会見に近い雰囲気もありましたが、(お茶で)乾杯もしてました。
もしかしたら将棋界史上いちばん参加人数の多い乾杯だったかもしれません(?)
主催紙・中日新聞のサイトでいまも観られるようになっているみたいです。
藤井七段の乾杯は21分頃から。かわry

将棋のほうは角換わりに進んでいます。
開始1時間の局面としては、最近の角換わりの中ではすこしゆったりした方でしょうか。

また今日は渡辺棋王の就位式がこちらもライブ配信されるとのこと。
これが新たなパーティー様式として定着する可能性はさすがに低い気がしますが、しばらくの間は続くのかもしれません。

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それと昨日は棋聖戦の将棋に注目していました。
西山さん、午前の将棋は快勝。
午後の将棋は苦しそうに見えたのですが、いつの間にか相手の駒を押し返すような形で逆転。
良くなってからは圧倒するような勝ちっぷりでした。強い。

ということで対戦が決まりました。もちろん初手合で、楽しみです。
女性との対戦は岩根さん以来で9年ぶり、奨励会員との対戦は亡くなった天野君以来で13年ぶりだと思います。
今年はアマチュアの方とも十数年ぶりに当たりましたし、何かと続くときは続くものですね。

しばらくはこの対戦に向けて、もちろん他の対局も含めて、日々モチベーションを絶やさず、頑張っていきたいと思います。

3一銀

棋聖戦第2局、みんな言ってますけど、藤井七段強すぎました。
そして、これもみんな言ってますけど、△3一銀はたしかにすごい手でした。
ちょっと思いつかないですし、浮かんでも良い手には見えないし、もし良い手に見えたとしても、切り捨ててしまいそうです。
視野が広く、先入観がなく、読みが深い。ということになるのだと思いますが、いやはや。

ところで「3一銀」といえば加藤新名人、というのが多くの将棋ファンの認識ではないかと思いますが、この認識も今後塗り替えられるのか、あるいは書き足されることになるんでしょうか。
これでタイトル獲得まであと一勝です。
渡辺さんがタイトル戦でストレート負けを喫したことは、たしかなかったはずです。

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昨日は都知事選の不在者投票に行ってきました。
ポスター掲示見てたらこの国がちょっと心配になりますが、まあ人それぞれだから仕方ないでしょうか。

それとコロナの感染者数が増えているのが気になります。
引き続き、感染経路をできる限り断つことを、意識しておきたいです。

今日は総会で、公式戦対局がないため、モバイル中継は清麗戦の後日配信。
挑戦者になった上田さん特集のようですね。
自分も一局解説を担当していますので、良かったらチェックしてみてください。