連休明け

昨夜の東京、地震こそなくて幸い、ところが今度はすごい雷でした。
大きな被害はなかったと思いますが、天災は怖いですね。
うってかわって今日は五月晴れの過ごしやすい気候で何より。
コロナで大変な状況は続きますが、季節の移り変わりを楽しむ心の余裕を持ちたいものです。

昨日で長かったGWが終わり、将棋界でも公式戦が再開されます。
今日は竜王戦の1組決勝が注目局。時期的には普段よりすこし早い感じと思います。
自分自身は、再来週に久々の対局(王将戦)がつく見込みで、現状はすこしオフモードといったところです。

近況、しばらく前に切った指がようやく治りました。
まあたいしたことはなかったんですが、全治5日、と考えるとけっこうかかりました。
傷口がふさがる、というのは病気が治るのと同じで体自身の回復能力によるものです。
健康体で良かったです。

あとは妻の生活スタイルが変わった(在宅勤務になった)ことをふまえて、運動不足解消のために一緒に自転車で出かけることが増えました。
みんな考えることは同じなのか、似たような雰囲気の人々を街でよく見かけます。
いまは特に良い季節なので、できる範囲で続けてみようと思っています。

では、今日はこのあたりで。

地震

昨夜の地震には驚きましたね。
僕は日ごろ少しの地震で気がつくことはないんですが、さすがに今回は目が覚めました。
連夜の地震ということはこの後も続く可能性もあり、当面は普段以上の備えをしておいたほうが良さそうです。
非常事態宣言下にあって、地震はいま一番心配していることでもあります。

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昨日に続いて、宣言延長の話ですが、これを受けて将棋界でも叡王戦7番勝負の開幕延期が発表されました。
また明日の対局が1局延期になり、今後の対応については8日に発表とのこと。
この件に関して、一部だけ報道が先行しているのが不思議ですが、上記もふまえるとおそらく東西をまたぐカードに関しては引き続き延期になるものと思われます。

個人的な意見としては、東西を分けるにせよまたぐにせよ、対局者の接触人数は変わらない(対戦相手だけ)ので、基本的には同じに扱うべきではないかと思っています。
ただこれはもちろん一棋士がどうこう言えることではないですし、将棋連盟だけの問題でもなく、延期もやむを得ないところでしょう。
現局面は感染者を出さない、増やさないことが最優先で、その上で将棋ファンのためにも何とか公式戦対局だけは継続する―という方針を取っており、そのために連盟も関係者も最善を尽くしていると思うので、本当に感謝しています。

振り返ってみると将棋界では4月上旬の非常事態宣言発令よりだいぶ前の2月下旬以降、さまざまな感染防止策(イベントの延期や縮小等)を取ってきています。
これはもちろん独自に感染リスクを判断した結果だと思いますし、早めに手を打ってきて本当に良かったと思います。
今後も政府や自治体の方針を踏まえることはもちろん必要と思いますが、その上で将棋界としての判断をして、方針を打ち出していってほしいと願っています。

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実戦詰将棋、先ほどすべてコメント欄に解答を入れておきました。
最後のは4枚落ちの実戦そのまま、他のはすべて二枚落ちの実戦の一部だったと思います。

ちなみに、こうした素材から詰将棋を作ることもあります。
詰将棋と実戦の詰みはどちらも大切で、図面や棋譜を見て、頭の中で駒が動くようになれば上達の証です。
ぜひ、ご自身の実戦に役立てていただければ幸いです。

延長

緊急事態宣言延長ということで、直接内容を確認したいと思ったので昨夜は首相官邸のyoutubeで会見を観ました。
もちろん普段から全部観ていてはキリがないですが、一次情報の取得が便利な世の中になったことを改めて実感します。

その会見や、専門家会議の「新しい行動様式」の提案(この言葉、批判もあるみたいですが)に関する報道も見た限りでは、ある程度「感染リスクの低い活動から再開していく」という方向性に進んでいるのかなと思います。
行動様式、というとややこしいですが、生活のさまざまな場面で、「こうすれば感染リスクを下げられる」「こういうことはあんまり気にしても意味がない」などの(正しい)情報が出てくることで、感染に気をつけながら経済活動を維持・再開していけるようになる、のではないかと思います。


昨日も救急車のサイレンの音をずいぶん聞きましたし、依然として東京の状況は緊迫しており、とうぶんはいまの状況が続くと自分自身は判断しています。
ただそういう中でも一人ひとりの行動が変われば、終息はそのぶんすこしずつ近づいてくるはずなので、そうであってほしいと願います。

あと印象に残ったのが、感染者や医療従事者への差別は決してあってはならない、という話で、たしかにその通りだと思います。
そもそもそういう気持ちになる意味が分からない、というのが正直なところなんですが、とにかく、そういうことのない世の中になってほしいです。
自分自身今のような感染リスクの低い生活をしていても、どこかで感染してしまう可能性は当然あると思っていますし、かかってしまったとしてもそれは仕方ないことです。

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今回の延長は当然ながら将棋界にも影響はありますし、自分自身のこともありますがそれらはまた明日にして、今日も1問。
〇手詰です、と言われたら簡単でも、実戦で発見するのは案外難しいかもしれません。

実戦詰将棋は、ひとまずこれでいったん終了です。
書いてない分の答えは明日まとめて書きます。

一門会中止、ほか

今日はもともと森一門祝賀会の予定だったのですが、以前書いたように今年は中止になっています。
特に新四段の石川君は、お披露目の機会がなくなって残念ですが、そのぶんこれから盤上で頑張って、大いにアピールしてもらいたいと思います。
千田君も初の棋戦優勝でした。改めて、おめでとう。

GWは毎年大阪に行く生活が続いていたので、移動のないGWは久々です。
来年は開催できると良いですが、これまでの情勢を見る限りでは、厳しい可能性もありそうです。

昨日の東京は、突然の夏の気候。
片道1時間ほどのサイクリングで、腕だけ日焼けしました。半袖+手袋だったのでけっこう痕くっきり。自分にしてはかなり珍しいことです。
今日は一転して梅雨っぽい感じの雨。最近は天気の急変も多くて季節がよく分からない感じですが、それでもようやく暖かくなってきている感じはします。

先日初めてzoomを使って棋譜解説をしました。
種目はなぜか将棋ではなく、ギャモンです。
おうちで棋譜ならべ(by ふじたまいこさん)

映像を観てみたところ、声がくぐもっている感じになってしまっているところが多少あるものの、わりと普通に話せてますし、棋譜解説も普通にできてますね。
youtuberになるのは無理としても、これを使えば解説動画を配信すること自体は簡単にできそうです。
毎朝のブログは習慣であると同時に、後で振り返る際の記録という側面もあるのですが、動画も(あまりリテラシーの高くない自分のレベルでも)活用可能ということが分かり、今後の参考になりました。

最後に、今日も1問。

手数は長いですが、手順は難しくないと思います。
実戦で使えるようになっておきたい詰み筋です。

オンライン

昨日はあんなことを書いたものの、午後はネット上での支部例会に顔(?)を出して指導対局、夜は妻に友人から連絡があって、突然知らない人たちとのzoom飲み、でほぼ終日PCとつながってました。
オフラインの時間も大切に、は今月の目標ですが、今月はまだ始まったばかりだし、たまにはこういうのも良いでしょう。
zoom飲み、これはこれで楽しいですね。流行るのも分かる気がしました。


こちらは81dojoを作って運営して下さっている方のツイートです。
最近はいわゆる例会に類するものの他に、アマ強豪・学生強豪の方々の交流会・研究会など、多くの会がオンラインで行われているのを目にしています。

開催する上で、僕が思う急所としては
・お互いが直通で連絡を取れるようにしておく(メールか電話)
・全員共通で見られる連絡手段を作っておく(グループLINEが便利そう)
・幹事を決めておく(連絡やサポート役など)。持ち回りにできれば理想
こんなところかなと思います。

最初は慣れない人も多いと思うのですが、いざ対局が始まってしまえば、将棋を指して、感想戦をして、すこし休んで、また将棋を指して、以下繰り返し、なので、慣れるまではけっこう早いと思います。
これからも将棋の輪を絶やすことなく、つないで、広めていっていただけたらと願っています。

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今日も実戦詰将棋を1問。
配置されている駒がやや多いですが、詰み筋自体は簡単です。
(ヒント)▲2四歩は、打ち歩詰めです。
なお、すべての駒が、詰み手順に関係しているわけではありません。実戦では常にそうです。
そういう状況で、やさしい詰みに気づけるかどうか、で勝率が変わってきます。