達人戦ほか

先週末は第1回達人戦立川立飛杯の本戦と関連イベントが行われました。
観客を入れての公開対局は全国各地を回るJT杯や、準決勝・決勝が例年有楽町で行われる朝日杯などがこれまであったところ、ベスト8からを一気に指すのは初めてのケースと思います。

どの将棋も見ごたえがありましたが、特に決勝戦は圧巻の内容で、本当に手に汗握る大熱戦でした。
現地観戦の方々も、さぞ楽しまれたことと思います。

局後はセルフ表彰式が話題になっていました。
僕も家に帰ってから動画で見て、びっくり、ほっこりしました。
(旧)達人戦ではちょうど10年前にも谷川会長の優勝があり、あのときは青野専務がプレゼンターを務めたことを覚えています。
一人二役でも自然な(?)進行になるというのは初めて知りました。

同じ週末、僕自身は宇都宮へ。
恒例の段位認定大会で、例年より1週後ろ倒しの日程でした。
初めて行ってから、おそらく今年で20回目になるはずです。改めて振り返ってみると、感慨深いものがありました。

今年は女子の参加が例年より多かったように思いました。特に二段戦で女子同士の対局が行われていたのは、かなり珍しいことで、加えて初段戦では女子の全勝者も出ました。
将棋は老若男女人種国籍を問わず楽しめるゲームです。
女子選手が増えれば、それだけ将棋人口全体の増加にも寄与するので、これからも期待したいところです。

移動日に当たる金曜日は、女流名人リーグの最終日でした。
混戦なのと、内山さんの快進撃は知っていましたが、後で陥落のメンバーを見て、改めて驚きました。
3番手以下は本当に戦国時代ですね。誰が次に2強に割って入るか、が当面の関心事でしょう。
挑戦者決定戦の内容と結果には、大いに注目しています。

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