勝ち

先日の順位戦開幕戦は、先手番で対雁木。
予想通りの戦型だったのに、序盤の指し方はいつも通りチグハグで、苦しい将棋になりました。

夕休明けの▲5九歩(53手目)は形勢不利を認めて粘りに出た一手でしたが、本譜はこれがよく働いてくれて、逆転勝ちを収めることができました。
悪い局面で辛抱強く指せたことは良かったです。

開幕局を勝てたのは久々という自覚があったので調べてみたところ、6年ぶりだったようです。
そんなにかと驚きました。

今週は順位戦ウイークで、火曜日のC1を皮切りにB2、C2、そしてA級と連日開幕局が行われました。
もう6月とはいえ、棋士の感覚として、ああ今年も始まったなあという感じは、やっぱり多少ありますね。

今期もなんとか頑張っていきたいです。

明日対局

新たな順位戦の開幕です。1回戦は都成七段との対戦。
名人戦棋譜速報

毎日慌ただしくしていて、こないだ終わったばかりのような気もしてしまいますが、3か月があっという間に過ぎていったということですね。

先日の総会を持って、理事職復帰からちょうど1年になります。
第75回通常総会ご報告

おかげさまで2023年度は、将棋連盟としては総じて良い年になったと思います。
この1年間お世話になった方々、またクラウドファンディング等でご支援いただいている皆様方にも、改めて感謝申し上げます。

100周年の節目、東西の将棋会館建設を控える今年度も、引き続き頑張っていきたいと思います。

勝ち

先週の対局は、岡崎七段との対戦になり、後手番で相掛かり。
戦いを起こすところで間違えてしまってすぐに敗勢になり、その後もあまり良い手が指せないままでしたが、相手にもミスが出て偶然の逆転勝利でした。
まずい内容でしたが、最終盤ではすこし面白い場面がありました。


後手は大量に駒を持っており、先手は詰ますしか勝ちがない局面。
実戦は▲4五飛△3三玉▲5一角△4二銀合▲2四銀△3二玉・・と進んで逃げ切りました。

ここでは▲1一角と王手する手もありました。(見落としていました)
以下は△3三歩合▲4五飛△3四玉▲2五銀△2三玉▲3四銀打△3二玉▲4三銀不成△2三玉と進みます。

ここでもう一回▲3四銀不成と引くことができる(△同歩は▲4三飛成で詰み)のですが△3二玉と戻って、王手の千日手で際どく逃れています。
もちろん▲2四歩は打ち歩詰めです。

詰みにまつわる2種類の反則が同時に生じるのは実戦では(正確には変化図ですが)極めて珍しく、おそらく自分の対局では初めての出来事のような気がします。
結論として冒頭の局面では詰みなし、すでに逆転していたということになるようです。

内容的には思わしくなく、かなり不安な状態で順位戦の開幕を迎えることにはなりましたが久々にひとつ勝てたことは良かったです。

明日対局

棋聖戦で午後1局だけ、相手は午前中に決まるバージョンです。

先日の職団戦は、392チームの参加でした。
節目の400チーム回復まであと一息、おそらく秋の千駄ヶ谷では到達するのではないかと期待しています。
会場の熱気はまさにお祭りさながらで、改めて素晴らしい大会だなと思いました。
今後も規模を拡大しながら長く続けていきたい一大イベントのひとつです。

負け、近況

すっかり間が空いてしまいましたが、モバイル中継のあった先週の王将戦は、まずまずの内容だったものの終盤で間違えてしまい負けでした。
敗因としては87手目▲3九玉で、代えて▲3七玉としていればすこし分があったような気がします。
微妙な二択で、前から決めていたので仕方ないのですが、他の手にはすこしずつ時間をかけていたところあの場面だけはノータイムで指してしまったので、残念な手拍子でした。
次の対局は来週の棋聖戦です。

近況、先週末は弟家族に会いに青森に出かけていました。
以前から行きたいと思っていた、大山先生の記念館もようやく訪れることができました。


倉敷のほうには複数回行ったことがあったのですがこちらは三沢空港からは車で2~30分かかるので、これまでなかなか機会がなく、ようやく行けて良かったです。
あと関係ないですけどすぐ近くに自由の女神があってびっくりしました。

その後は理事会などあり、今週も忙しくしていましたが今日はようやくブログを書く時間が取れました。
多くの3月期決算の会社と同じで、日本将棋連盟もこの時期に決算が確定して、その後に総会を迎えるというスケジュールになっています。
2023年度はいろいろな面で良い年だったと思うので、いよいよ100周年となる今年度も引き続き良い形で進んでいけるようにと思っています。

最後に、明日は立川で職団戦です。
出場される皆さまの健闘を祈念しております。