編入試験とか

昨日の棋士編入試験第3局、既報の通り折田さんが勝って2-1となり、これであと2局のうち1つ勝てばプロ入りという状況に。
将棋の内容としては、序盤から終始折田さんがリードしていると見ていましたが、感想戦のコメント等を見ると難しい勝負だったようです。

山本四段本人もnoteで振り返りを書いています。
折田戦
対局前に続き、印象に残る名文でした。

この先、今回以上に人生を賭けて三間飛車の対策をする人が現れるだろうか?

相手は人生を賭けて来るのだから、こちらも人生を賭けている三間飛車で戦うのが礼儀というものだろう。

棋士も一人ひとり、日々いろいろなものを賭して戦っています。
こうしたことを通じて、それが多くの人に伝われば良いなと思います。

次は棋王戦に挑戦中の本田五段、もしそこで折田さんが負けた場合は最終局は今年度加古川青流戦優勝の池永四段が試験官です。
どちらかに勝つとフリークラス入りとなり、次は順位戦を目指す戦いが始まります。
厳しい道のりですが、それでも道が開かれていることに意義があります。
頑張ってほしいと思います。

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今夜は銀河戦の対局が放映されます。Aブロックで三枚堂七段と。
また中継も5局あり、バラエティに富んだラインナップの一日です。

昨日は他にも注目局がありましたが、今日の分と合わせて明日に回すことにして、今日はこのへんで。

王将戦、女流名人戦

昨日は日曜日でしたが男女タイトル戦が重なった一日。

王将戦第2局は広瀬八段が星を返してタイスコアに。
連敗ストップ、ストレート決着がなくなる、など挑戦者にしてみればホッとする要素が多く、これで番勝負もいっそう盛り上がりそうな気がします。
将棋の内容としては封じ手直後までの流れからすると終盤はあっさりと終わった感じに見えたのですが、過密スケジュールの中で勝ちまくっている余裕が表れたのかもしれません。

女流名人戦は妹弟子がうまく指し回しているように見えたのですが、終わってみれば里見さんの完勝でした。当然ながら強いです。
健闘以上のものが一身に期待される状況は大変ですが、なんとか次は頑張ってほしいです。

個人的には久々に何の予定もない一日でした。
今週は練習将棋など、将棋中心で予定がいくつか入っているのでここで肩を温めていきたいと思います。

現在、将棋界ではインフルエンザがかなり流行しているようで、さらに世界的には中国発の新型肺炎のニュース、とても心配です。
21世紀の人類にとって心配の種はテロや核戦争、環境問題、人口問題などいろいろありますが感染症もその最たるものの一つと言えます。
個人でできることはまず予防と、自身の免疫を高めること、そしてかかったら拡散させないこと。気をつけていきたいなと思います。

皆さまもどうかお気をつけて。

先週のいろいろ

昨日は日帰りで米沢に行ってました。
こちらでは鈴木睦さんという指導者の方が十数年来キッズ米沢将棋塾を開いており、そちらのゲストで指導対局を15局ほど。
様子は後日↑のブログに出るのではないかと思います。
講座で紹介したことなど、余裕があれば後日自分でもブログに書いてみたいと思います。

その後の懇親会、お母さん方に囲まれて役得。
そちらの模様もブログに出るのではないか、という話もありましたが、どうかほどほどに願います(笑)
皆様方にはお世話になり、どうもありがとうございました。
また機会がありましたらよろしくお願い致します。

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振り返ってみると先週は自分にしては珍しいくらい、連日いろんな方とご一緒していました。

火曜日は都内某所で馬。


これで来週の対局では馬がウマく使えたら最高なのですが。頑張ります。

水曜日は広島県人会のパーティーに出席。
先輩方と旧交を温めていました。
こういう場で知っている方は多くないのですが、将棋ファンです、と声をかけていただくことはあって、自分がいる意味もあるのかな、と思ったり。
佐々岡監督も来られてました。カープ昨年はイマイチだったので今年は頑張ってほしいです。

木曜日は書道部、からの新年会。
今年も上野の書道展には参加させていただく見込みです。

金曜日は大相撲観戦。たしか1年半ぶりぐらいでしたか。
桝席2列目。近い。どうもありがとうございます。
十三日目なので大詰め、盛り上がりも最高潮でした。
幕内にとどまらず十両からすでに熱戦が多く、とても楽しめました。

今初場所は番付で一番下の力士が走っていて、昨日の直対も制して1敗を守り、ついに今日の千秋楽は結びの一番で大関と対戦、これは過去に例のないことなのだとか。
将棋のリーグ戦と同じで、いろんな筋書きのないドラマがありますね。

いろいろあってとても楽しい一週間でした。

日帰り

今日は日帰り出張で、朝から米沢に行ってきます。
教室のお手伝いです。詳しくはまた後日。

A級順位戦は早々に渡辺三冠の名人挑戦が決まりました。
昨日の2局はどちらも大熱戦で、こうしたレベルの高い戦いが続く中で全勝でのぶっちぎりはすごいの一言です。

それと今日からは王将戦第2局、舞台は高槻。
先手番の広瀬八段にとってはかなりの正念場と思いますが、どの作戦を持ってくるかにまずは注目です。

では、行ってきます。

昇降級

昨日のB1、菅井ー斎藤のライバル直接対決は熱戦の末菅井七段が勝ち、トップでの昇級決定。
この2人は過去に2度、同時に昇級していて今期もまたそうなる可能性があります。
もし3度そうなれば、かなりの大記録なのではないでしょうか。
菅井将棋は自分にとっては後輩ながら、いつも憧憬の念を抱いて観戦しており、そんな彼の将棋がこれでいままで以上に注目されると思うと嬉しく思います。
おめでとう。

最近は順位戦昇級に伴う昇段は以前より少なくなっていますが、その中にあって新A級新八段は比較的多い印象です。
そんなエリートたちの最近の顔ぶれを見ると、必ずしもトントン拍子ではなく、三段リーグで実力のわりに苦労したり、順位戦でも惜しいところで昇級を逃したりする中で、やがては周りに認められながらA級八段という地位にまで登り詰める、というケースが多いように思います。
やはり上がるべき人は上がっていく、ということなのでしょう。

日を同じくして、谷川九段の降級が決定。来期はB2で指す、と(ほぼ)明言されました。
ファンも関係者も、注目されていた方は多いと思います。自分もそうでした。

普通の人ならばごく普通の意思決定が、一つ一つ注目されたり、普通とは違う重みを持つ、という状況は、余人にはなかなか理解し難いものがあるように思います。
そういう状況が長く続く人生というのはどういうものなんだろう。
と、これは谷川先生に対してではなく、藤井君(に関する報道)を見ていてよく思うことです。

永世名人がB2で指すのは過去に例がないそうで、格が違う、となるのかそれともそうはいかないのか、来期も注目が集まると思います。
自分の指す将棋が注目されるのは幸せなことなので、続投を選ばれたのかな。
と、これは棋士としてのごくごく平凡な感想です。

今日はA級順位戦が2局。