総会

昨日は公益社団法人・日本将棋連盟の定時総会。
役員解任という事態を受けて、すこしでも空白期間を短くするために、例年より10日ほど前倒しで開催されました。
決算書類の準備等、事務局はさぞ大変だったことと思います。
この数か月の様子は、正直なところあまり知りませんので、無事に送られてきたのを見たときは、ホッとしました。

新役員が正式に決まりましたので、自分にとってもこれで一段落です。
日本将棋連盟新役員のお知らせ

円陣は珍しいですね、と書こうとしたら「エンジン」と変換されました。
新役員の皆様には、さっそくエンジン全開でと期待しています。

これからは一棋士・一会員の立場で(とわざわざ書くまでもなく当たり前のことですが)将棋界のために尽力していきたいと思います。
これまで何度も書いてきましたが棋士はプロとしてそして将棋連盟の一員として高い意識を持つことが何より大切で(もちろん高い技術も大切)、全員が棋士の本分に則って対局と普及に務めれば、より良い世界になるものと自分自身は考えています。

 

帰り道、会場を出たところで長年の仕事仲間であるファニー君にバッタリ。
(150人ぐらい集うので、誰がどこにいるかはよくわからない)
実は、自分も電王戦の棋譜を棋士が振り返るのは面白いかなと思っていたので、「楽しみにしてるよ」と声をかけてきました。

僕が現場で対局を見たのは、担当理事だった2年間10局のうち、豊島ーYSS戦を除く9局と、船江ーツツカナ戦の計10局だったかと思います。
青春はちょっと大げさじゃないの、だいたいそんな歳じゃないでしょと思ったけどそれは言わないでおきました。
まあでも1局1局にいろいろと記憶に残る指し手・結果や出来事や背景があって、気持ちはわかります。

将棋に対する切り口というのは数多くあると思いますが、その中で「▲〇〇〇」という指し手は悪手で「▲〇〇〇」が正しかった、というだけのことなら、コンピュータに聞けばいいという日がもうすぐそこまで来ています。
(これは勝ち負けや強弱とはまた別の話なので、いまはまだそうではないと僕は思っている)
(ついでにもう一つ書くと、そもそもそれだけでは解説や記事としては物足りない)

大事なのはその先、あるいはその手前の背景で、それをいかに読者・視聴者に分かってもらうか。
あるいは、楽しんでもらうか。
そのための努力が、棋士により求められているように思います。

ということで、冒頭の話にもつながりますが、棋士の本分を大切にして、これからも対局・普及に全力で務めます。

 

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