勝ち

昨日は朝、対局開始のときに写真を撮られてはじめて、モバイル中継ありと気づく。
普段、チェックしているはずなのですがなぜか昨日に限って忘れていたようで、ブログでも告知しそこねました。
もちろん、それで指す将棋が変わるわけでもないのですが、良い将棋を観てもらおうと、気合が入りました。

石川七段とは、これまでの対戦でも秒読みの熱戦が多く、昨日もそうなりました。
戦型は「トマホーク」と呼ばれる近年静かに注目されている戦法で、こちらが居飛穴で真正面から受けて立つ展開。
プロ公式戦ではサンプルが少ないので、関心のあるアマチュアの方にとっては、興味深い序盤になったのではないかと思います。
中盤も一手一手が非常に難解で、読み応えのある将棋でした。

終盤ははっきり勝ちになってから大きなミスが出たり、満点にはほど遠い内容でしたが熱戦の末に勝つことができたのは良かったです。
王座戦は一次予選の枠抜けまであと2勝。
次の対局も頑張ります。

 

昨日は新人王戦の第2局があり、増田四段が2連勝で優勝、連覇達成。
10代での連覇は初めてとか。
彼は四段になってからもうそれなりのキャリアがある感じなので、まだ四段なのも、まだ10代なのも意外な感じがします。

いまの若手はただでさえ競争が激しいところ、AIの台頭に超大型新人の出現で大変だと思いますが、活躍の場が多く、羨ましくもあります。
これからも切磋琢磨して、将棋界を盛り上げてほしいと願っています。

それと昨日の中継、関西の平藤ー西川戦がすごい激戦で、面白い将棋でした。
終盤に「3七と4七でと金がぶつかった将棋は、10万局を超えるデータベースの中で1局しか見つからなかった」という記述が出てくるのですが、むしろ1局でも前例があることに驚きます。
この場面はもとより、善悪不明の攻防が多く、まさに死力を尽くした一局だったと思いました。

 

今日の中継は王将リーグが1局に、王位戦・王座戦・朝日杯。
そういえばこないだの田中寅九段との対局のとき、田中先生がその日の立会人だった伊藤果先生(田中九段の兄弟子で、上田女流の師匠)に「今度上田さんに教わるんですよ」と話しかけていたのですが、それが今日でしたか。
最近同門系列の対戦が多いなあと思っていたのですが、棋士と女流棋士の対戦では、まだ珍しいような気がしますね。

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