昨日のブログでは王将リーグについて書きましたが、同日、女流名人リーグの最終日なのはうっかりしていました。
たぶん、挑戦者がすでに決まっていたからでしょう。
伊藤さんは全勝での挑戦。
前例はあるそうですが、快挙だと思います。
ところで、このツイートにはなるほど。
今期の女流名人リーグはさえが挑戦者になり、まなちゃん、むろや氏、私が残留しました。打ち上げでめずらしくそろった女流棋界の93年組です! pic.twitter.com/DUtf2hYFOK
— 香川愛生 Manao Kagawa (@MNO_shogi) 2017年11月14日
こんなケースもなかなかないでしょうね。
この世代は5~10年に一度ぐらいの、男女そろって(というところが珍しい)豊作の年で、有望な若手がたくさんいます。
ちなみに自分とは干支が同じ。若い。
昨日の帰り際、たまたま妹弟子の室谷さんとすれ違って、負けたのは知ってたのでほとんど話はしなかったのですが、まさか3-6で残留していたとは。
4-5で落ちることが普通のリーグなので、相当な幸運と言えます。
2度タイトル戦で負けてから、ちょっと調子を崩しているように見えるので、来年は巻き返してもらいたいと思います。
2018東急百貨店「将棋まつり福袋」のお知らせ
その室谷さんと、特別対局室で、公式戦のような雰囲気で対局できるという商品だそうで。
「福袋」というと何が入ってるかは分からないもの、開けてからのお楽しみ。
というイメージなんですが、そういうものばかりではないんですね。
東急さんは将棋まつりで半世紀!にわたりお世話になってきたデパートですが、他の百貨店でも来年は将棋関連の福袋がいろいろと出るみたいですね。
こんなところでも将棋ブームが実感できます。
こういった商品が出ることで、将棋を知らない方に、こういう世界があると知ってもらえることが、何よりも大きいことだと思います。
棋士や業界の中の人から見た将棋界と、将棋ファンから見た将棋界と、そうでない方から見た将棋界は、それぞれに見え方が違っているはずなので、その点は常に意識しておきたいものですね。
今日・明日はB2・B1と続けて順位戦が行われます。
自分の予定としては今日はある企業の指導、明日は書道部、あさっては対局、土曜日は日帰りで宇都宮。
ということで今週はちょっと予定が詰まっています。