昨日の羽生竜王の就位式は、やはり大変な盛況だったようです。
お邪魔しようかとも思ったのですが、文字通りお客さんの通行の邪魔になってはいけないので、自重しました。
報道によれば650人もの方々が集まったとのこと。
羽生竜王「最初の気持ち忘れず前へ」…就位式(読売新聞)
主催紙の記者の方も「これほど注目される就位式も珍しいと思いますが」と質問のときに言っておられました。
まさしくその通りでしょうね。
会見の様子はニコ生で見ました。
趣旨は結局分からなかったですが、永世七冠と藤井四段が同じ壇上にそろうめったにない機会なので、報道陣からの要望が多かったということなのかなと思います。
さしもの藤井四段も、隣に羽生先生、背中にも羽生先生(の大きなパネル)がいて、さすがに緊張している様子に見えました。
冷静に考えると、まだ中学生なんですから、緊張するほうが普通です。
そんな藤井君を見守る羽生先生のほほえましい表情が、印象的でした。
あまり引っ張りだこにはしないでほしいと思いますし、むしろそのための共同会見だったのかもしれませんね。
2月の朝日杯での羽生ー藤井戦は、勝ったほうはその直後に決勝戦に臨むわけですが、終局後の会見とか、どうするんですかね。
すごい注目が集まると思うので、運営はなかなか大変そうです。
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いままでは、将棋ファンの方に会ったり、将棋を知らない人に僕が将棋の棋士だと言うと「羽生さんに会ったことありますか」「指したことありますか」と聞かれることがよくありました。
それがこの1年、すっかり藤井四段になって、そのたびに彼の知名度、影響力といったものを実感しています。
ちなみに、会ったことはありますが、挨拶したことがある程度で、盤を挟んだことはありません。
今期の竜王戦は、僕も藤井四段と同じ5組にいるので、ぜひ自分が頑張って、対戦を実現させたいと思っています。
2月17日のタイムスケジュールは以下のような感じになると思います。
もしかしたら朝昼晩、全部羽生となる可能性あり。
(午前)羽生ー藤井戦
(午後)その勝者が決勝戦、優勝者が決まる
(夜)平昌男子フリー、羽生弦結選手金メダルか?
翌朝のスポーツ紙、一面はいかなる形であれ両羽生が並ぶのは間違いないですね。
理事をやめられたので、一門の新年会に出席されるかと期待していたのですが。