1/9 日浦八段戦

明日対局なのでその前に、こないだの対局を簡単に振り返っておきます。

勝負どころはこの図。
名人戦棋譜速報の画面キャプチャー)

棋譜コメントにもある通り、この△6四角はなかなかに決断を要する一手でした。
こういう一方通行の角は、いままで打たれてびっくりすることはあっても、自分で打つことはあまりなかった気がします。
読んでみて、簡単に悪くなることはなさそうなので、自信はなかったですが思い切ってやってみることにしました。
良い精神状態で指せていたのだろうと思います。

実戦はここから▲4八金△4五歩▲同桂△同桂(1)▲6六歩に△3七桂成!▲同金△4五桂と進んで技あり。
桂馬をタダで成り捨てて、同じ場所にまた桂馬を打つというのはちょっと珍しい筋かもしれません。
何人かの棋士やファンの方からほめられました( ̄ー ̄)

ただ、本当の敗着はそこで▲4八角と受けた手で、代えて▲3八金△5七桂成に▲4五桂のような手なら、技がかかったようでもまだまだ難しいと思っていました。

手順途中の(1)▲6六歩は、△6五桂と打つ手を防いだものですが、代えて(2)▲6六銀と受ける手も有力でした。
これなら5七の地点にも利くので、本譜の攻めはなく、そこで△3五歩▲同歩△3二飛のような感じで揺さぶってどうかと考えていました。
あるいは、受けずに(3)▲3三角と打っておく手も有力でした。

さらに最初の図で、▲6六角と打つ手も警戒していました。
これは△4五歩に▲3三角成と取る手を見せた牽制球のような手で、もしこうやって角を打ち合ったらなかなか珍しい手順だなあと思ったのですが実戦には現れず。
でもいつかこういう筋が出ることもあるかもしれません?

ということでいろいろと見た目よりは手の広い局面だったのですが、ある程度きちんと読めていたようで、満足のいく一局になりました。
明日の対局も、良い内容の将棋が指せるように頑張ります。

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