今日は順位戦A級とC2のラス前。
C2は半分だけで残りは来週ですが、成績上位者の対局はほぼ今日に集中しているようです。
ラス前でA級と他のクラスが同じ日に指されるのはかなり珍しいはずなので、何かよほどの日程的な事情があるんですかね。(分かりません)
A級は豊島八段は勝てば名人挑戦が決まる可能性があり、いっぽう降級のほうも3名決まる可能性があるようです。
それでなくてもどの対局も注目なのは言うまでもないところですが、できれば「一番長い日」にひとつでも多く楽しみが残ってほしいというのは、一般的な期待でしょう。
C2も藤井四段の昇級(・昇段)が決まるかもしれないということで、ラス前としては過去にないほどの注目度です。
記者の方は体が2つほしい状態になっていると、こないだ誰かに聞きました。
各社で将棋担当の方が増員されたら良いですね。(勝手なこと言ってスミマセン)
今日は用事がないので、夜までじっくり観戦予定です。
東京は今夜から雪の予報のようで、連盟道場での大盤解説会もきっと盛り上がると思いますが、ご来場の際はくれぐれも足元にご注意ください。
そうでない方は、名人戦棋譜速報や中継番組でお楽しみください。
朝日杯、2月17日の準決勝・決勝、有楽町対局のチケットがもうすぐ(あと数分)発売になるようです。
将棋ではかなり高額の部類で、いっぽうで注目度もすごいので、どうなるのでしょうか。
いまは歌舞伎とか相撲とか宝塚とか能とか、比べる対象として何が適切なのか分かりませんが舞台上を観に行く際のチケットは、ほとんどが将棋と比べるとずいぶん値段に差があります。
将棋界もこれから他の世界に近づいていくのかもしれません。(分かりません)
BLOGOSにこの朝日杯対局への展望が出ていました。
羽生竜王「初モノ」との勝率は驚異の83%!藤井四段は14人目の勝者になれるのか
一般メディアですが、将棋メディアかと思うぐらいによくデータを調べ上げています。
本題とそれた部分なんですが村田智弘君が二度、飛車落ちで指してもらっている、という話が目を引きました。
実は彼が小学生名人になったとき、準決勝で負けたのが僕です。
つくづく、惜しいことをしたものですねえ。
それはともかく、これほど世間から注目を集める対局は、めったにあるものではないです。
どんな将棋になるのか、いまから大変興味深いです。