昨日は先手番で藤井システムを採用。
対局の背景を鑑みるに僕のことを応援してくれる人は少数派だと思ったので、少しでも応援してもらえるように藤井先生の力を借りました。
作戦自体はうまくいった感じで終盤は勝ちがある気もしたのですが、振り返ってみても分からないので難しかったのだと思います。
帰りの電車でモバイル中継の棋譜コメントを見て、家に帰ってから名人戦棋譜速報でもう一回棋譜コメントを見たのですが(※同じです)、だいたい自分の思っていた通りのことが書いてあったもののはっきりした勝ち筋は示されていませんでしたので。
74手目△3四金打の局面がハイライトなんですが、どうもあの場面ではすでに負けになっていたような気がします。
実戦はその後△3六銀~△2五銀と桂を抜かれてはっきりダメになりましたが、▲2四銀に代わる攻めも難しい、となると敗因はもうすこしさかのぼる必要がありそうです。
今期の順位戦は4-6で終了、最終戦の結果で順位を9枚下げてしまったようです。
年度での負け越しはつらい結果でとても不本意、ただ昨日の将棋も勝つチャンスはあったはずだし大きな差があるとは思っていないので、来年度は気を取り直して巻き返したいと思っています。
また昨日は負けた自分はもちろんですが、勝った勇気君にとってもつらい将棋でした。
あの位置の9-1が届かないのはちょっと理不尽な気がしますし、彼をそんな目に遭わせないためにもちゃんと僕が勝ってあげたかったです。
9-1の6位が届かなかったのは新記録(?)とのことですが、もし彼が全勝だったとしたら順位1位の永瀬君が初戦の1敗ですでに届かなかったという可能性もあったわけです。
自分の感覚としては、1敗が上がれないのが時の不運であればやむを得ないけれど、それが毎年当たり前ということであれば制度のほうに問題がある気がします。
王将戦は昨日が前夜祭で今日から第6局ですか。
舞台は松本、戦型は挑戦者が相振りを見送って対抗形に進んでいます。
3月の豊島八段の過密スケジュールは棋史に残るものになることは間違いないでしょう。
比べてはいけませんが僕は昨日の順位戦、あんな早い時間に負けてしまったのに、やっぱり体は疲れています。
将棋は棋力ももちろんですが気力と体力が大切ですね。
片上先生、昨日は対局お疲れ様でした。
50歳をすぎて、将棋を始めるキッカケに
なったのは先生の棒銀のテレビの講座を
観たことでしたので、応援させて頂いております
それにしても棋士の方というのは
ものすごい精神力ですね 私にはターミネーターに見えます
また、先生の講座が放送されるのを楽しみにしております
ご活躍を祈願いたします
どうもありがとうございます。
あの講座ですか、懐かしいですね。
テレビの影響力の大きさを実感します。
これからも将棋を楽しまれてください。
おつかれさまでした。
人間味あふれる「藤井先生の力を借りました」との振り返りに、ほっこりしました(笑)。
昇降級の人数が少ないという問題もありますが、総当たりじゃないことによるクジ運や、わずか10戦で決まってしまう統計的なブレの影響の大きさも問題だと感じます。しかし、何か特別大きなきっかけがないと、なかなか変えにくい・変わらないのでしょうね。
おっしゃる通りでこれを変えるのは大変なエネルギーを要しますしなかなか難しい問題です。
個人的な意見としては単純倍率で15倍を越えているのが当たり前というのはさすがに問題があるかなというのと、全く直対のないまま9-1で上がれないのは気の毒かなという気がします。
レーティング上位の有力若手のC1滞留が続いているように見えます。
たぶん昇級者3人は多すぎ、2人は少ない。
1敗の3位は昇級とすればしばらくはいい感じなのでは。
でも昇級者増やすとスポンサーが嫌がりますかね。
それに、20年後にB2B1間が問題になるかもしれませんが。
構造的にB2はたまりにくくC1はたまりやすいのです。
これはC1に上がるのは毎年3人でB2に上がるのは2人だからです。
同じことはC2にも言えそうに見えると思いますが、引退やフリークラス転出といった要因が入ってくるのでC1ほどは人数が増え続けない構造になっています。
対局ご苦労様でした。
アベマTVで、投了まで観ていました。
解説を聞いていても、ずっと片上さんが苦しかったようですね。
それにしても、2人しか上がれないというのも厳しすぎるように
思いますね。
今の制度を検討する余地はあるように思います。
中盤はやれてる気もしたのですが。
また頑張ります。
観戦ありがとうございました。
僕達の世代はこの一番で藤井システムにした片上先生に心の拍手を送った人がいっぱいいると思いますよ。手に汗握りながら連盟のアプリで棋譜を追いました。
やっぱりそこまでは作戦がうまくいってましたか(笑)
どうもありがとうございます、また頑張ります。