昨日のブログ記事で冒頭、誤った内容を書いてしまいました。
当該箇所は数時間後に削除しました。
まったくの勘違いで、大変失礼致しました。
日付戻って一昨日の王座戦第3局は、中村王座が後手番でひとつ返し、いよいよ面白くなりました。
序盤の早い進行には王座の深い研究と、並々ならぬ決意を感じました。
深い研究があれば当然なのかもしれませんが、決断力がすごいです。
それでいて最後は1分将棋の詰む・詰まないというギリギリの勝負になるのだから、本当にシビれるものがありますね。
この日は他の中継局もどれも見ごたえのある面白い内容で、中でも王将リーグ、糸谷八段の玉サバキは見事でした。
最近不定形の将棋が増えているので、期せずして彼の将棋が時代に合いつつあると思うんですが、どうでしょうか。
また昨日の王座戦(来期の一次予選)で里見さんが勝ち、女流棋士の同一年度公式戦5勝目は新記録とのこと。
ただ参加棋戦数が増えているので過去との比較はあまり意味がないと思いますし、これは今後も伸びる記録でしょうね。
一年単位で勝ち越す、つまり参加棋戦数以上の勝ち星をあげるようであれば、それなりのインパクトかなという気がします。
過去の女流棋士vs棋士の勝率は2割弱が相場だったのですが、これが3~4割になれば見る目もまた変わってくると思います。
その意味で今年度はここまで全体で5割、こちらのほうがより画期的な出来事です。
今日も女流棋士の対局が中継で2局+銀河戦の放映で1局、どうなるでしょうか。
またマイナビの本戦トーナメントが始まっています。
昨日の礒谷アマは強い内容でした。
加藤さん・武富さんは惜しいところで逆転負け。
相手はいずれもタイトル挑戦経験のある実力者で、こういうカードを見ていると、いよいよ上位と下位の差はそれほどなくなっているという感じがしますね。
結果もさることながら、将棋の内容を見ての感想です。
では今日はこのあたりで。