昨日は女流棋士について書いたら、ちょうどマイナビ本戦で小野アマが登場してたのですね。
小野さんは、実力的にはプロと遜色ない、というか中位以上だと思いますがあえてプロの道を選ばなかった一人です。
そういう人が多数を占めるようだと、考えないといけないと思いますが実際は当然ながら(?)少数派です。
もちろんそういう人生も一局だし、自分で選んでそうしているところが素晴らしいと思います。
そもそも強ければ必ずプロを目指す、という競技のほうが珍しいでしょうからね。
昨日の将棋は、タイトル挑戦を控えた谷口さんを終盤の大逆転で破っていました。
途中詰みもあったようで、ハプニングというのは続くものなのかなあと思ったり。
NHK杯は今泉さんが登場。
こちらは、プロの道を志すこと三度という人ですから本当に、いろいろな将棋人生があります。
振り飛車銀冠の快勝譜だったようで、いろんな意味でアマチュアのファンに勇気を与える一局になったのではと思います。
夜のテレビ番組では、子どもの頃の羽生さんに勝ったけどプロを目指さなかった、という人物が出ていたそうです。
番組は見ていないのですが過去に聞いたことのないエピソードだったので、まだそういう話があるものなんだなあと不思議に思いました。
JT杯では羽生ー渡辺のゴールデンカードがあり、渡辺棋王が勝って決勝進出。
最近10戦が9-1と偏っていたというのは棋譜コメントで初めて知りました。
全体ではほぼ五分五分なのでこれからも良い勝負が続くのでしょうね。
昨日の将棋も角換わりの最新形から大技連発で、非常に面白い将棋でさすがと思いました。
一日戻って加古川青流戦は、大橋四段が2局目も勝ってストレートで優勝。
ヤマダとの若手棋戦2冠は大きな実績です。多くの新手を結果につなげているところが素晴らしいですね。
では今日はこのあたりで。