順位戦とか

今週は2日続けて順位戦の一斉対局があり、そこの2クラスだけで30局以上と対局の多い週でした。
これだけあるとなかなか全部は観きれないという方もいそうなので、後からの観戦の参考にもしていただければと思います。

火曜日、C1、自分自身は20時台とやや早い終局。
最近は展開が早いことも多く、持ち時間を使い切る大熱戦になった場合は23時前後の終局になりますが、そうでない場合は夕休前後の早い時間と二極化が進んでいる気がします。
そして最善を尽くすと徐々にそうなっていくのは仕方ないような気もします。

というのも有利なほうはできることなら時間を残して勝ち切りたい、となるといまのルールだと1時間程度は残すことを意識せざるを得ないので。
逆に時間を残して負けてしまうのは反省なんですが、首尾よく逆転したときに時間が残ってないと勝てないという意味もあるので難しいところです。

夕休時に知りましたがこの日、またも二歩があったそうで。
反則は不思議と連鎖します。本当にある怖い話です。

大阪では藤井七段がまたも見事な将棋を披露していました。
特に▲6九角はすごい手でした。後で考えると善悪は微妙だったみたいですが、ああいう手が出てくる将棋の作りになっているところが才能なんでしょうね。

水曜日、B2、この日は前日以上に熱戦が多かった印象でした。
特に大石ー千田戦と飯島ー村山戦、2局の兄弟弟子対決が面白かったと思います。最近は相掛かり系の不定形がトレンドですね。
飯島さんの▲7七桂という手は10年に一度ぐらいの珍手筋ではないでしょうか。
他では先崎ー中田戦の終盤がすごかった。逆転だったのか、そうでないのか判断がつかなかったのでまた後で考えてみたいです。

千日手も両クラス1局ずつありました。
いまのルールだと指し直しにならない限りはまず日付が変わることはないですが、やっぱり千日手になるとかなり遅くなりますね。
自分はたしかまだなかったはずですが、いずれは体験することになるのでしょう。

順位戦はこれで折り返し、後半戦も頑張ります。

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