新棋戦

先日の大きなニュースについて。
まったく知らなかったので、とても驚き、嬉しく思いました。

女流新棋戦「ヒューリック杯清麗戦」が誕生
ヒューリック社にはこれまでにも棋聖戦や文部科学大臣杯、またそれ以前から棋士会でのイベントでご協賛をいただいており、本当にありがたいことです。

将棋界がお世話になるようになってから、街を歩いているときはよく「Hulic」のロゴが目に留まるようになりました。
将棋界も以前に比べると多くの企業や自治体から支援をいただけるようになっているので、そういったことをいつも忘れないよう心に留めておきたいと思います。

実は今日、棋士会のクリスマスフェスタにお招きいただいているのですがこちらも、会場はヒューリックホールです。
以前にも一度、大会の指導対局で行ったことがあるのですがとてもきれいで、素晴らしい会場です。

今回の新棋戦はまずリーグ戦というところが画期的で、会長の挨拶にもあったようですが「女流棋士の対局数を増やしたい」という気持ちがあるようです。
対局数が増えることで、技術向上にもつながることでしょう。

女流棋士という職業は若くして(相対的に短い修業期間で)プロという地位を得る半面、対局から得られる報酬はタイトルを取るかそれに近いところまで行かない限りは低いのが現状なので、職業棋士としての意識が育ちにくいという側面はあるように思います。
対局の機会が増えれて実力が向上すれば、おのずと解消される問題と思うので、そのきっかけとして本当に大きなことと思います。

後から見ると、当時は本当にプロになるハードルが低かった、と思えるぐらいに女流棋士の世界がレベルアップすることが必要だし、またポテンシャルはある(ただし時間はかかる)はずです。
兆しもあります。
女流、のびのび躍進 公式戦、過去最高の勝ち数(朝日新聞)

自分が将棋を覚えた三十数年前、棋士の世界はすでに七大タイトルの時代でした。
一方女流棋戦はたしか4つぐらい、人数も20人ぐらいだったのではないかと思います。
これがいまは八大タイトルと七大タイトルになり、人数も増え、世の中の知名度も高まりました。
いま棋士・女流棋士として活動している自分たちには、これをさらに広げていく努力が求められますね。
これからも頑張りましょう。

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