今日はA級順位戦の8回戦一斉対局、いわゆる「ラス前」の日。
今期A級は最終日を前にして挑戦者が決まる可能性はすでになく、盛り上がる展開になっています。
今日は僕も連盟に観戦に行く予定です。
どんな将棋が見られるか、とても楽しみにしています。
今年は関西でも2局行われ、(東京だけでなく)関西将棋会館でも解説会が行われるようです。
ぜひ、足をお運びください。
藤井君は昨日(棋王戦予選)も圧巻の強さでした。
観戦していて、振り飛車側がまずまずと思っていたら中盤の△3七銀成!は見えませんでしたよ。
将棋には良い手があるものですね。
余談ですが対戦相手の中村亮介君は、僕から見るとだいぶ後輩ながら三段リーグを一緒に抜けた間柄で、彼の力強い振り飛車にはずいぶん苦しめられました。
お互い棋士になってからも、ずいぶん負かされています。
あの当時、もし昨日のような振り飛車破りのお手本があったら、きっと影響を受けていただろうなとふと思いました。
それと、今夜は銀河戦の対局(八代六段戦)が放映予定です。
今日はA級を観る方が多そうですが、同時視聴や録画・再放送等も活用しつつ、ご覧いただければと思います。
個人的な振り返りは来月の半ばぐらいまでにと思っています。
では今日はこのあたりで。
片上先生、いつも記事をあげて頂きまして有難うございます。
銀河戦の対局も楽しみに視聴させていただきますが、
現在囲碁・将棋チャンネルで放送中されている、先生の最新講座「攻めか受けか 終盤の羅針盤」についても、ぜひお伺いできれば幸いです。
はい、なんなりと。ご質問等ありましたらお寄せください。
記事でもまた機を見て取り上げたいと思います。
その前の角を平然と桂馬と交換した手を見ると、藤井さんが課題としてした大局観も長足の進歩を遂げていると感じました。渡辺棋王の連勝が止まったので今期の連勝記録も可能性が出てきたように思います。
そうですね。いまも着実に進化を続けているのでしょう。
2月はまた、大きな勝負が続きますね。