叡王戦挑決第3局は、永瀬七段が勝ち、高見叡王との横浜対決に。
地元はさぞ盛り上がりそうです。
この番勝負は、結果的に3局とも後手番の勝利でした。これは珍しいことです。
ただ前2局はほぼ後手の完勝だったのに対し、今回の第3局は、ワカレとしては先手がまずまずだったように見えました。
その反動か、後手が良くなってからはかえってすごい勢いで差がついていったように見えました。
相穴はもともとそういう戦型ではあるので、仕方ないことかもしれません。
七番勝負は相居飛車にはなると思いますが、現時点で戦型予想はちょっとしにくいところがあります。
持ち時間の選択も含めて、どういうところに個性を出してくるかというところにも注目したいと思います。
昨日の午後は「藤井七段の師匠」杉本さんが八段昇段ということで、テレビ棋戦でいくつか白星を挙げたということだと思いますが、ウェブのニュースでたくさん取り上げられていたようです。おめでとうございます。
「弟子より早く」はちょっと首をヒネってしまいましたが、そういうものですか。
さすがにここで抜かれるとまでは思ってなかったのでは・・どうなんでしょう?
八段になるには勝ち星の他、順位戦ならA級昇級、竜王戦ならタイトル奪取、それ以外では複数期のタイトル獲得が必要になりますから、さしもの天才少年も、簡単にはいかないでしょう。
タイトル獲得とともに、八段・九段の年少記録も今後の関心事になりそうですね。