最高記録とか

この週末と週明けは(土日につけたほうが学校に行けて良い気もするんですが)いずれも藤井七段の対局があり、金曜の竜王戦は勝ち、昨日月曜日の棋聖戦は負け。
注目されていた年度勝率の最高記録更新は難しくなりました。

藤井七段の打ち立てる様々な記録によって、過去の偉大な先人たちの記録もクローズアップされている昨今ですが、中でも中原十六世名人はやはりすごいですね。
並んだり、近いところまでは行くけれど越えない、という記録がいくつかあり、改めてその大変さが分かります。

自分の考えでは、ある程度近い棋力でやっていて起きうる最高の勝率は8割ぐらいに収まるはずで、これが9割に近づいてくるというのは、クラスが違うというか、本来の実力にふさわしくないステージで指しているのだと思います。
昨日の久保九段もそうだったように、トップ棋士相手だとさすがに負けることも多いですし、ここまでの勝率は続かないでしょう。
その意味では今期順位戦の頭ハネは痛いものの、勝率などの記録面では来期にチャンスが残ったという可能性もあるのかもしれません。

あと、直近の2局はいずれも終盤で微妙に形勢が揺れていたように見えました。
藤井君はとんでもなく強いですが、当然ながら完璧でもないはずで、もし今後(たとえば来期の順位戦とか)対戦することがあればそれだけは忘れないで臨まなきゃなと思います。

金曜日のマイナビ挑決は里見さんの快勝。
里見さんも手のつけられない勝ちっぷり、と思って過去の記録を見てみると、女流だと9割近い数字が残っているのですね。(26-3)
29連勝があるのに26-3に驚くのもおかしいのかな、と思いつつも驚きました。

自分は珍しく今日明日と2日続けて練習将棋の予定。
しばらく対局がないのでオフモードですが、将棋へのモチベーションは落とさないように気をつけて日々を過ごします。

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