収録からしばらく間があったのですが、先日「平成新手白書」に関する動画が公開されました。
こちらでご覧いただけます。
こういった撮影はマイナビさんでは初めての試みとのことで、光栄な限りです。
ご興味を持っていただけたら幸いです。
この本はだいたい構想2か月・執筆2か月・校正や追加修正も同じぐらいの期間をかけて、何度も練り直して完成しました。
単に一つの新手をワンテーマで紹介しているというだけでなく(それだけでも大変でしたが)、一冊を通してのストーリー感とかも持たせているつもりです。
収録の際に、全体を改めて振り返ってそこから図面をピックアップするのは、(結果的に有名どころが中心になったとはいえ)なかなか楽しい作業でした。
出版後は本で取り上げた局面をときどき中継から取り上げたりしようと予定していたのですが、他にもいろいろとニュースが多かったりして、思うようにはできていない感じで、もうすこし頑張らなくてはいけないですね。
最近見たこれはびっくりしましたね。(3/19の谷川ー山崎戦)
これ、平成新手白書の温故知新コラムで取り上げた将棋です。調べていて、本当に驚きました。またしても登場しましたか。 pic.twitter.com/rn7eBaxxsC
— Daisuke Katagami (@shogidaichan) 2019年3月19日
いわゆる新型角換わりは、発想としてはずっと昔(それこそ木村名人の時代とか)から存在しているので、ときどき期せずしてこうした現象が起きるようです。
将棋という世界の奥深さを感じられる出来事の一つです。
これからも折に触れ、紹介していきたいと思っていますので、軽くご期待ください。
では今日はこのへんで。