昨日書きそびれたのですが、一昨日はリコー杯の一次予選一斉対局も行われていました。
今年の海外選手はモンゴルの方とのことで、たまたまリアルタイムで中継を観ていたら、強くて驚きました。過去の海外選手の中でも屈指でしょう。
リコー杯の海外選手、強くて驚きました。惜しい将棋でした。藤井君と同い年のようで、これから楽しみですね。
— Daisuke Katagami (@shogidaichan) 2019年5月11日
迫力ある終盤の追い込みを、日本有数のチェスプレイヤーである青嶋五段も称えています。たしかに僕もこの手順には感心しました。
Turmunkh Munkhzulさん
チェスと将棋の二刀流でプロを目指すとのことで、楽しみな逸材です。
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弟子のカロリーナは最近成績が悪く、この日も中継されることもなく、ひっそりと敗退していました。
この世界でプロになるということは、特定の肩書で注目されることはなくなる、ということでもあります。自分自身、それはよく知っていることです。
たとえばもし今後「史上初の女性棋士」が誕生したとして、そのときにはおそらくは大変な話題を呼び、そこから数年が経ってもし成績が振るわなければ、やはり同じことが起きるわけです。
そういった現実は大変なことでもあるし、また、この世界を外に知らしめるという点では損をしている可能性もあるわけですが、良くも悪くも、そうであるがゆえに混じり気のない世界を保っているとも言えます。
気力を保ち棋力を向上させ続けることは容易なことではないですが、弟子にも頑張ってほしいと思いますし、また、自分自身も引き続き頑張っていきたいと思います。
プロになるということは、そのための努力を続ける権利と義務を得るということでもあります。