9/3 門倉五段戦

順位戦の4回戦でした。
棋譜は名人戦棋譜速報でご覧いただけます。
難しい将棋でミスも多かったですが、一生懸命指して大熱戦になったので、ぜひ見ていただきたいです。

中盤のワカレは苦しかったものの、61手目の▲6四桂が疑問で(▲5六同歩が良かった)、その後はこちらに分がある終盤戦。
特に83手目のコメントにある変化は、見えていたのにその後が読み切れずに断念してしまい、このミスが混戦を招きました。
この順で寄せ切っていれば、まずまずの内容だったということになったと思うので悔いが残ります。

実戦は紆余曲折あった末に図の局面。

▲2二飛打△5二歩合▲同飛成△6二銀合までの局面。

このあたりでは負けを覚悟していたのですが、ここで▲同竜△同金の局面が
金金銀銀銀桂桂
と持たれているのに奇跡的に詰まないので、もしかして勝ちになったのかと内心色めきたっていました。

しかし実戦は▲6二同馬(竜のタテの利きを通して詰めろ逃れの詰めろ)△5二飛成▲同馬と進み、なるほどまだ負けか、とがっかりしました。
そこで△5二同金は、
飛金金銀銀銀桂桂
と持たれていて、難しいのですが今度はやけにぴったり詰みます。
(興味のある方は考えてみてください)

ただこのあたりの僕の認識は誤りで、実際はもともとの局面が極めて難解で、しかも▲5二同馬の局面は△3七飛と打つ手が有力で勝ちになっていたようです。

実戦は▲5二同馬に△3五角。

詰めろを受けたところで△5二金と取れば▲7一銀からの詰み筋がない

門倉五段も角は打たれると思いました、とのことで実戦ではこれが妥当なところだと思います。
局面は負けそうだけど難解、といったところ。

このあとさらに二転三転して、最後は偶然詰めろ逃れの詰めろが決まって勝ち。
(130手目△6七馬の利きが▲4五金や▲5六金と打つ王手を消してぴったり)

作ったような勝ち筋、というのはよく使われる表現ですがまさにそれでした。
とても幸運な300勝達成でした。

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