注目の棋王戦挑戦者決定戦は、敗者組の佐々木五段が勝ち、変則二番勝負の最終第2局へ。
27日が今年最後の大一番ということになりました。
昨日の将棋は序盤は先手まずまず、それを押し返してからは後手快勝、という流れだったように見えました。
本田四段のこれまでの将棋を観ていると、一気に場外まで押し出すような勢いがあるものの、そうならなかったときには案外サバサバしたところもあって、ねじり合いになりにくい棋風なのかもしれません。
次もおそらく相掛かりになる気がしますが(先後は再び振り駒)、一口に相掛かりといってもいろいろな形があるので、2人がどの形を選ぶかは注目です。
新刊にひとつ誤植がありました。
こういったことを教えてもらえるのも、ツイッターの良いところですね。助かります。
「令和新手白書 振り飛車編」p21上段の棋譜中「△2五歩▲6四と」の手順が重複しており、誤植です。こちらお詫びして、訂正します。ご指摘をいただきありがとうございました。
— Daisuke Katagami (@shogidaichan) December 16, 2019
誤植を出さないことには人一倍こだわっているつもりなのですが、ミスが出てしまい残念です。すみません。
twitter上の声はいくつか拾わせていただいていますが、わりと意図した点に言及してもらえていることが多くて、嬉しく思います。
引き続き、ご意見ご感想その他、お待ちしています。