9/27 長谷部四段戦

しばらく放置してしまってましたが、対局の振り返り記事を再開します。
もう3か月も書いていなかったということは、他にブログに書くようなトピックがいろいろあったということでもあるんですが、やっぱりきちんと反省する時間が取れてないということでもあるので、来年はなるべくそういうことのないようにしたいです。

本局は王座戦の予選1回戦でした。
前にも書いた通り、長谷部君は栃木期待の星ということで対戦を楽しみにしていました。

戦型は角道オープン四間飛車から△3三角と上がる形。
自分ではあまり指したことがない戦型で、まだ慣れていないところがあるのですが挑戦してみたいと前から思っていました。
対して相手は急戦を仕掛けてきてこの局面。

先手が角交換したあとに自陣角を打つのは桂頭を狙う手筋として知られていますが、この局面はすでによくある形からは離れており、序盤のセンスが問われています。
ここで△5四角と筋違いに打ったのですがこれは急所をそらした手で、以下▲5六歩△2一飛に▲8六角でシビレました。
角成りを受けるには△5二金ぐらいしかないですが、これは玉が薄くなって耐えらない手です。

ということで図では通例通り△6四角と打つ組み立てにすべきだったように思います。
(すぐ打つか、先に△5四歩かは難しい)
実戦の△5四角~△2一飛はその後△3六角~△2七歩or△2五歩として△3一銀から飛先逆襲をもくろんだ動きですが、これは実現しない狙い、絵に描いた餅でした。
ただ△5四角と打つ筋自体はまったくない手ではなく、むしろ角交換振り飛車にはありがちな手なので、ここは経験不足やセンスのなさが露呈したと言えます。

そして問題はこの後で、粘りを欠いて夕休前に負けてしまいました。
思えばこの頃は体調も悪く、精神的にも苦しい時期で、そういったいろいろな悪い部分が出てしまった気がします。
そういう時期にこういう悪い内容の将棋を指してしまうと、それでまた気分が落ち込んで悪いスパイラルに入ってしまう、という懸念があります。
幸い今はそういう状況からは脱していると思いますが、今後も気をつけていかないといけません。

楽しみにしていた対局が不甲斐ない内容に終わってしまったことは本当に残念で、また対戦できる機会があればと思っています。

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