今日はA級順位戦ラス前一斉対局。
先週の結果で渡辺三冠の名人挑戦が早々と決まっており、焦点は降級2枠に絞られています。
残り2局の時点で残留が決まっているのが2人だけというのはかなり珍しい状況ではないかと思います。
中でも注目はやはり木村王位ー羽生九段戦でしょうか。敗れたほうはかなり危険な状況で最終日を迎えることになります。
今日はもともと連盟に観戦に行く予定だったのですが、新聞解説のお仕事をいただいたので夕方までには行こうと思っています。
対局予定をチェックしたら今日は他にもけっこう多くの対局がついているようで、これもまた珍しいことのような気がしますね。
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月曜日は叡王戦の準決勝があり、豊島竜王名人が勝ち、渡辺三冠との挑決三番勝負に。
それを制したほうが永瀬叡王(二冠)に挑戦ということで、今期の叡王戦は見事に頂上決戦の様相になりました。
またこれで豊島ー渡辺戦は名人戦と合わせて「春の十番勝負」の形に。
夏は豊島ー木村戦が竜王戦挑決と王位戦でやはり十番勝負でした。
同じ年度に違う相手と立て続けに当たる、というシチュエーションは過去にあまり例がないように思います。
昨日は藤井七段が棋聖戦の二次予選で勝ち、初の本戦入り。
こないだ上がっていた関西本部のtwitter投稿は目を引きました。
【年末年始企画】関西本部所属棋士の「2020年の目標」
— 関西将棋会館【公式】 (@shogi_osaka) January 28, 2020
19人目は藤井聡太七段です。 pic.twitter.com/R4roP8huqs
藤井七段が「強くなる」以外の目標を掲げたことは珍しいと思います。
最年少記録更新はこの棋聖戦がラストチャンスとのことですが、どうなるでしょうか。
最後に、昨日の銀河戦をご覧いただいた方には、どうもありがとうございます。
図面を載せての振り返りはまた後日に。
再放送等もあると思いますのでまだの方は良かったら観てみてください。