9/28 佐々木五段戦

昨日の対局は残念ながら負け。
モバイル中継がありましたので、棋譜はそちらでご覧ください。

公式戦では約1年ぶりの相居飛車、3年半以上ぶりの角換わりで、新鮮な気持ちで指すことができました。
中盤はまずまずのワカレと思っていましたが、実際には難しかったです。
端歩の微妙な駆け引きや仕掛けへの対応、突然のギアチェンジとその直後の大長考、詰む・詰まないの正確な読みなど、勝率の高い若手の力を見せられました。

夕休明けの△8五金に対し、▲同玉は△8七馬▲7一飛(詰めろ逃れの詰めろ)に△7二金(さらに詰めろ逃れの詰めろ)で負け。
続く△9六金の妙手に対しては▲同玉も有力で、以下△9五歩▲8六玉△8五歩▲同玉△7三桂▲8四玉△8三歩▲同玉△7二金▲8四玉△6七馬(部分的にはこれで必至)に▲5一金△同玉▲2一飛成△4一金打▲8一飛△7一金打▲9一飛成△6六馬▲9五玉・・と続き、結論としては負けそうながらこの変化のほうが難しかったようです。

本譜も際どいのですが、最後は打ち歩詰めで逃れられました。
(投了以下▲6一金△7二玉▲7一桂成△8二玉▲8三歩△9二玉に▲9三歩が反則手)
珍しい出来事ではあり、惜しかったとは思いましたが相手はすべて読み切りだったので、ノーチャンスの完敗だったと納得しています。

今期はこれで上半期折り返し、来月からも順位戦→王位戦→順位戦とちょうど週1ペースで対局が続きます。
気持ちを切らさずまた次頑張ります。

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