11/9 渡辺名人戦

金星を挙げました。
モバイル中継を見ていただいた方からは、帰宅途中からさっそく大きな反響がありました。
どうもありがとうございました。

戦型は後手番での耀龍四間飛車。
居飛穴からの仕掛けは、部分的な定跡手順ですが振り飛車も十分戦えているイメージでした。
50~60手目あたりのワカレが研究課題で、今後も指される可能性はあると思います。

その後パタパタと駒が振り替わって、67手目▲3三歩成の局面は手番で駒得なので形勢は良くなったと思いました。
さすがにドキドキしましたが、そこからの終盤戦を落ち着いて指すことができて、そのまま着地に成功しました。
端攻めでぴったり歩が足りたのが大きかったです。

実はタイトルホルダーに勝ったのは、棋士生活17年目にしてこれが初めてです。
またA級棋士には過去1勝十数敗(途中から数えられなくなった)、唯一の白星は早指しで8五飛戦法の定跡がたまたま刺さったという内容だったので、実質的には初勝利という気持ちです。

20代のいまより勝率の高かったときには出せなかった結果が、いまになってこうして出たのは不思議な感じがします。
ただいろんな世界で心技体というように、将棋も総合的な力を求められるものなので、体調や精神面を整えて盤に向かうことで、時に良いパフォーマンスが出せるということはあるのでしょう。

今期は前半で苦しんだために成績はようやく五分に戻ったところですが、ここ数年の取り組みは、少なくとも価値のないものではなかったと実感できました。
これからも昨日のような良い内容の将棋を指して、良い結果が出せるように頑張っていきたいと思います。

嬉しいです。

10件のコメント

  1. 大輔さん、快勝譜ですね!
    おめでとうございます㊗️
    金星は、謙遜しすぎ!
    次も楽しみに待ってます

  2. 名人撃破お見事でした!
    対局後でしたが中継アプリを拝見して、※局後の解説※の文調から、「お、これは、もしかして・・・」とそわそわし始め、名人の攻めを余して、端攻めがピッタリ決まった所は、こんなにきれいに決まるんだと感動しました。
    以前の中川アマ戦での穴熊を銀冠から盤面全部使うような形で攻略されたのも惚れ惚れしちゃいましたが、今回は耀龍四間飛車の長所を存分に発揮されており、振り飛車の名局として将棋世界来月号あたりで紹介されても不思議ではない、のではないでしょうか。
    今回の勝利を「金星」と謙遜されなくても良い程の活躍を、一ファンとしてご祈念いたします!!

  3. 大ちゃん、やったね!!!。
    うれしい、うれしい、ものすごくうれしい。
    これからもがんばれ。
    そっと応援しているからね。
    そういう人がたくさん、たくさんいると思うよ。
    ホントよかった、お酒がおいしい。

  4. おめでとうございます 
    厳しい結果を予測していましたが嬉しい誤算でした
    更新のペースも上げてくださることを切望します

  5. おめでとうございます。私も嬉しいです。
    今後も頑張ってください。応援させていただきます。
    お身体に気をつけて。

  6. アベマの棋王広瀬永瀬戦のコメント欄でも、終盤あたりで渡辺名人の苦戦〜片上七段優勢が続々コメントされ、片上七段勝利で棋王挑決トナメ対局者達を差し置いてお祭り状態でした。(6月からのにわかで「一門」読んだ後)たまにこちらのブログを見に来ていた私もケータイ中継を観ながらお祭りに参加してました。

  7. 片上先生おめでとうございます
    棋譜は繰り返し×5見ました

    また子供のときからの古い友人との話題になりました。ありがとー(* ̄∇ ̄)ノ

    そんなことがあるまじろ。

    1. 片上七段おめでとうございます。棋士の全盛期は43歳までは続くはずなのでそこまでにどんどん金星を増やしていきましょう!

  8. みなさまコメントどうもありがとうございます。
    とても嬉しいですし、励みになります。
    次も頑張ります!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です