12/1 青嶋六段戦

モバイル中継もありましたので、棋譜はそちらをご覧ください。

66手目△2五桂は感触の良いさばきの一手。
対して
(1)▲3三角△4一飛▲2四角成には△2七歩が利き(▲同飛は△4九角が両取り)
(2)▲2六歩は重い手なので△8四歩から玉頭攻めを目指す
という方針でした。

実戦は(3)▲5五角△4一飛▲2六歩と難しい組み合わせで来られました。
そこで△4四歩という手があり、▲2五歩なら△5四歩▲6四角△6三歩と角を取りに行きます。不自然な歩打ちなので抵抗があったのですが、こちらを選ぶべきだったように思います。

本譜を選んだのは△5四角と据える味が良いと見たからでしたが、79手目▲8五歩が見落としていた好手で、不利になりました。迫力のある攻撃陣に期待していたものの、どうも攻め切れません。
以下も若者らしく一生懸命攻めましたが、居飛穴は堅かったです。

竜王戦は10年くらい前をピークに、長期の低落傾向が続いており、どうも持ち時間の長い棋戦への適性が落ちてきているようです。
今期も厳しいスタートになってしまいましたが、また次頑張ります。

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