リーグ入り 12/7 谷合四段戦

棋士生活17年目にして初めて王位リーグに入ることができました。嬉しいです。
twitter等でお祝いのメッセージをたくさんいただきました。どうもありがとうございました。

昨日の将棋は、モバイル中継の解説にもあった通り、終盤80手目の△1七桂が偶然ピッタリの一手で、勝ちになったと思いました。
後で調べてみるとその手前から優勢だったようですが、対局中は直前の▲3八金の受けが読めておらず、大変と感じていました。

また中盤46手目△4五同歩のあたりは、自信のない流れと感じていたので、後で解説を読んで興味深く思いました。
対局中の心理と、後で棋譜を見返してみて考えるのと、第三者目線で見るのとでは違って見えることが多いです。

45手目▲4五歩では▲6六角~▲7七飛、次の47手目▲5五歩では▲3三角成△同桂▲6六角といった手を読んでいたので、あのあたりは長考続きになりました。
いずれも難しいところなので、しっかり時間をかけるだけの価値があり、良い長考だったと思います。

30代後半に入ってからの数年は、持ち時間4時間の王位戦と棋王戦では比較的良い内容・結果を残せることが増えてきており、若手の頃はそうでなかったので、意外な感じがしています。
自分でははっきりとした理由は分かりませんが、相性のようなものもあるのかもしれません。

あと今期に関しては、振り駒で後手番が続く中で、結果を残せたことは大きな自信になりました。
成績に関わらず5局指せることが確定しているリーグ戦は、順位戦を除けば自分にとって初めてのことで、とても楽しみです。
精いっぱい頑張りたいと思います。

2件のコメント

  1. おめでとう🎊🎊
    観戦してました❗️
    ここがスタート
    リーグでは大暴れしてくださいね!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です