1/12 宮田七段戦

同い年の大天才に、初めて勝つことができました。
振り返ってみると、初手合から21年半が経過していました。

戦型は後手四間vs4五歩急戦。
古い定跡書だけで見かけるような形になり、懐かしさを感じながらの戦いになりました。

中盤で長考一番、決断の△1五角。
たとえば端歩の突き合いがあればこの手はないので、実戦ならでは、研究しきれない類の端角でしょう。
これが良い手だったと感想戦で褒めてもらいました。

やがてこの角が追われて△3三角▲同角成△同桂~△4五桂とさばきの潤滑油になり、形勢も良くなりました。
やはり振り飛車は左桂の活用が命です。

リーグ戦としてはこの日は何も決まらず、自分自身はハプニング待ちからキャンセル待ちへと浮上したようです。ちょっと、想定外です。
残り2戦も気負うことなく、精いっぱいやりたいと思います。

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